2020/02/14
【気持ちも背骨も曲げずに上げたい・続 舗装コン 曲げ4.5】
供試体の作成をすると、基本、翌日脱型をする。
作成→脱型、作成→脱型の流れを、日々繰り返している。
そこで再び「曲げ4.5」、枠(29.1㎏)と中身(28.8㎏・乾燥時)、
合わせて58㎏が鎮座して、翌朝 待ち構えているという現実。
翌朝、目が覚めたら、脱型→清掃→水槽投入まで終わっていた⁉
なんて話は、グリム童話だけで通じる夢物語。
しっかりと、60㎏が 1週・4週×6体分と転がっている。
360㎏のこのボリューム、深呼吸して取り組みたい。
さて、身体に違和感を覚えつつも、重量物取り扱いについて調べてみる。
他の業種では、こういう重いものをどう取り扱っているのだろう...?
すると、「労働基準法」にて、
「職場における腰痛予防対策指針」というものが出されているではありませんか。
それによると、
「18歳以上の男性が機械を使わず取り扱える重さの制限は55㎏以下」となっている。
さらに、「厚生労働省」では、
「腰痛予防対策」を以下のように提示している。
「満18歳以上の男子労働者が人力のみにより取扱う物の重量は、
体重の概ね40%以下、女性は男性の60%くらいまでとなるよう努めること」
厚生労働省 HPより抜粋
...まったく、「曲げ4.5」ってやつぁ...
55㎏以下でもなければ、自重の40%でもないときた。
この業界、若手の従事者、女性の活躍する場として、おススメできるのか?
この現状、如何なもんでしょう。(いかんいかん、身体が歪むと言葉も歪む...)
NR試験室 二見