2017/03/18
「よくがんばったね!ありがとう!」 バックオフィス・GNN・ワークショップ・事務・経費節減
バックオフィス。
庶務、事務方。
営業と違って派手じゃない。
「1000万の契約とってきました!」
みたいなわかりやすさがない。
特に生コン工場のように風通しのよくない業態の場合、
バックオフィスの在り方はどうしても保守的・閉鎖的になりがち。
その運用はどうしても独善的になりがち。
その壁をとっぱらって、
ガラス張りにして、
他の生コン工場がどのようなことを実行しているのかを互いに開示しあう。
「え?そんなことで年間100万も浮くの?」
みたいなことが頻発する。
今日は昨日のGNN大阪に続いて恒例の、
GNNワークショップ、バックオフィス大会
を行っている。
バックオフィス、一般的に言うと、事務員さん。
なかなか事務員さんは社外に出ることはない。
ただ、上記例のとおり、いったん外に出てみるとそれだけ、
新し発見が多い。
今日は、
・オフィス用品改善 年間200,000円~
・ETC変更 月間100,000円~
・燃料共同購買 年間1,000,000円~
・社会保険料の適正化 年間200,000~1,000,000円
・助成金活用 1件600,000~
などの、具体的な経費節減などの交流ももちろん、
社内の取り決め、
・ISO9001シリーズなどの活用
・与信管理
・業務プロセスの事例紹介
・内製化
など、いわゆる取り決めのような話まで多岐にわたった。
各社各様の取り組みがあって、普通に楽しいこともそうだけど、
今回特に大切だなと思ったのが、
こうした努力をきちんと評価するための社内制度
冒頭にも書いたけど、営業は日が当たるし派手。
ただ、バックオフィスはどうしても残務・後追いというイメージがあり、
「よくがんばったね!ありがとう!」
みたいなことがなかなか言われづらいセクション。
ただ、実際に数十万・数百万の利益を残すのは、
実はすごく大変な貢献。
こうしたバックオフィスを担当している人たちのモチベーション維持するためにも、
社内でこうした改善率を掲示したり社内で共有する仕組みをきちんと確立しておけば、
笑顔のバックオフィスが生み出され、
それが利益改善につながり、
すばらしい組織の循環が生み出されるだろう。
営業や技術など日が当たるセクションの陰で、
実際に貢献しているバックオフィスに光が届き、
生コン産業が活性化するためにも、
地味だけど一歩一歩改善を続けていきたい。