2017/04/15
「他人のふり見て我がふり治せ」 ワークショップ・GNN・生コン
生コン工場として成長するためには、
よその生コン工場を知って、
自社をしっかりと理解すること以外に道はあるのだろうか。
現在2年目を走っているGNNワークショップ。
生コン工場が10社登録し、
それぞれの会社のそれぞれの地域における闘いをリアルに知り、
それについて互いに意見しあって、
フィードバックしあう。
特に生コン工場は普通に操業していたら機会を得られない。
1.5時間と決められた商圏の中で僕たちは創業している。
カルテルを許された協同組合の中が猟場。
そこで発生したビルやダムに生コンを収める。
適正価格
という、誰が決めたかわからない価格を組合がつけてくれ、
それをひたすら製造し出荷する。
なかなかよその雰囲気を感じることができないこの業界で、
GNNワークショップはある意味北海道から沖縄まで、
もっといえば、世界の生コンを知ることができるばとして、
今も活動している。
一言でいえば、
他人のふり見て我がふり治せ
なのかもしれない。
生コン工場の経営はどうしても独善的になりがち。
そんな経営環境。
人は環境の生き物といわれる。
自分たちが操業している環境にいつしか慣れてしまって、
それが当たり前になってしまう。
それは、生コン業も一緒だと思う。
そして、それはとても大きな勘違いの可能性だってある。
今日のワークショップでは次年度以降完全な再新再生を果たすための、
とても活発で前向きな意見交換をすることができたと思う。
シナジーが生まれるような。
どうしても、生コンは内向き、後追いな産業のイメージがある。
橋やビルが建たなければ必要とされない。
今日のワークショップはこれまでの前提を0ベースで見直し、
生コン工場が本当に求められている姿を見つめなおし、
僕たちができることをもう一度考え直す。
そんなとてもいい機会になったと思う。
そんな生コンライフは明日も続く。