2016/12/26
「知っておくだけ」 LINE版 NR Times 創刊
よいお年を。
このところよく耳にする。
気づくと今年も最終週ではないか。
光陰矢の如し。
気づかぬうちに人生を閉じてしまいそうな速さだ。
しかし、通信手段が飛躍的に増えた1年だったと振り返る。
「10~20年前は電話かFAX、回覧板だけ」
だったことが信じられないほどだ。
今僕が暮らす地域で組長を拝命している。
地域のイベントや連絡ごとの要になったり区費や組費の徴収をしている。
いくらITが進んだからと言って実社会のコミュニティの意義が薄まったわけじゃなく、
逆に大災害などを通じて実社会コミュニティの意義は高まっている。
ITと違って、実社会ではかかわる人を選べない。
ムカつく人も、世代の違う人も、等しく付き合うことになる。
だから未だに回覧板という手段が有効であって、
紙媒体の強みは、
基本読んでもらえる
ということに尽きるのではないか。
既読スルーがなく、「次に回せよ」と迫ってくる。
回覧板はきっと永久に無くならない手段だろう。
ここ数十年で回覧板からLINEまで劇的な変化を遂げた通信手段。
僕たち長岡生コンの通信手段としては10年前から始めた、
がある。
紙ベースで1,000部、メルマガベースを含めると5,000部。
グローバルに配信している。
中にはファイルして閉じていただいている方までいらっしゃるくらいで、
通信手段がどのような変容を遂げようとも、
僕たちの大切な通信媒体として引き続き大切にしていくつもりだ。
一方、このところIT戦略の一環としてブログをWEBに掲載している。
こちらは毎日「生コンに関する話題」「製品情報」「生コンよくある質問」を更新。
毎日更新の威力はすさまじく、月間PV(ページビュー数)15,000という記録を突破した。
とくに生コンにかかわる知識を積極的に取り入れたい人にお読みいただき、
実際に生コンにかかわる技術や製品を採用するケースも後を絶たない。
そして、この度新たな通信媒体を設置することになった。
LINE版 NR Times
とても便利なことに、エクセルなどで管理している顧客情報データが、
スマホの連絡帳にインポートできることが分かった。
登録件数はなんと10,000件以上に上る。
これまで様々なシーンで出会った、
基本建設に携わる方々のリスト
LINEは携帯やスマホに紐づいた通信アプリ。
SNSのすごいところは、ちょっとした日常の隙間を利用できる手軽さ。
そこに、建設お役立ち情報を月に1~2回のペースで配信する。
・NR Times→定期刊行(月1)の読み物
・ブログ→生コン専門情報サイト
・LINE版 NR Times→知って得する建設情報
という棲み分けで進めていきたいと思う。
忙しさに翻弄されて、忙しくならないための知識を習得できない。
よくあることだと思う。
目の前の出来事にモグラたたきのように翻弄され、
いつの間にか年の瀬でしたみたいな。
年頭に立てた目標なんだったっけ?みたいな。
本人の自覚もそうだけど、
仮にそんな忙しさを解消できるような素晴らしい情報・ノウハウを持っているのなら、
きちんと読んでもらえるよう体裁を整えて発信するのも、
情報発信する人に求められるスキルだと思う。
このところ、そのように考えることがとても増えた。
LINE版 NR Timesでは、
「知っておくだけで時間や労力・コストを節約できるお役立ち情報」
を念頭に展開していきたいと思う。
ぴこぴこ
という音を立てて皆さまの携帯にお邪魔することがあるかもしれないが、
どうか少しの隙間をいただいてお読みいただければ幸甚である。
宮本充也