2018/10/02
「職場にこども連れてきちゃダメ? pt1」
その日ふと思いついた「職場にこども連れてきちゃダメ?」をその日の内に行動に移す。いつの間にか働くお母さん(パパも)も勤める事業所となっていて、子供関係でお休みなんてことも多々ある。等身大の事業所としての生コンポータルの挑戦
職場にこども連れてきちゃダメ?
衣料品ブランドパタゴニアなどの先進企業を初め、
今は子供を職場に連れてくるなんて少しずつ「あり」になってきている。
そもそも、「あり」ってことは、通常「なし」ってことだった。
なぜ、「なし(ダメ)」だったのだろう?
子供がいると仕事がうまく進まないという暗黙の前提があるってこと?
どこかで、
本当の自分は家庭に置いてから職場に来い
という暗黙の前提があるようだ。
仕事とプライベートは分けろ。
みたいな。
どうして分ける必要があるのか?
つまり、仕事用の仮面をかぶって来い。
そこにどんな合理性があるというのだろうか。
日課のランニング中にふと感じた。
「職場にこども連れてきちゃダメ?」
働くママ(パパ)世代も増えてきた。
子供の行事ごとやトラブル(熱が出たetc)で度々仕事に穴が開くケースも増えてきている。
なのに、仕事には仕事用の仮面をかぶって来い。
そう職場は個人に要求するのだろうか?
生コンポータルにはイレヴンサーティというデイリーイベントがある。
11時30分にみんな集まって当日の懸念事項や業務連絡その他プライベートのことでもなんでも共有する。
そこで、提案した。
「今日から模様替えします。子供スペースを大きくとって、そこにみなさんのお子さん(孫も)を連れてきてもいいようにしましょう。特に反対がなければ即実行します」
特に反対はないようだった。
「熱が出てても連れてきてもいいですか?」
三浦さんからの質問があった。
「大人の方が抵抗力あるから問題ないでしょう」
というわけで、全員が関わる模様替えがその日決まりその日始まる。
※全員を巻き込んだ模様替えの始まり。
※執務室内の1島を試験室スペースに移動。もともとフリーアドレスだったため、作業も捗る。
※テーブル1島を撤去し、mtgテーブルも撤去することで生まれた空間をこどもスペースに。
※こんなイメージ。子供の笑顔や嬌声が溢れる職場はそれはとても情緒があって僕はいいと思う。
不要になったおもちゃ募集
全員がなんらかの形で関与することに意味があると思う。
※不要になったmtgテーブルはテラスに移動。
「バーベキューできますね」
は今井さんの言葉。
「やりましょう!」
こうして新しいアイディアは生まれる。
※試験室作業スペースだったところに執務のためのテーブル(フリーアドレス)。こうして新たな流動的な動線が生み出され、人々の相互理解が促進されれば嬉しい。
※模様替えが終わり社内グループで発信したお礼のコメント
変えられないものは何一つとして無い。
その日思ったアイディア。
例えば信念や心情に基づくアイディア。
それを、その日のうちに発信してその日のうちに形にする。
僕は奇跡を見た。
そんな奇跡は誰でも起こそうと思えば起こせることに気づいた。
仮にこの奇跡。
毎日起きたとしたらどれほど素晴らしい変化が生まれるだろう。
そして、その先にはどれほどのハッピーが待っているだろう。
組織とはそうしたことを可能にする魔法を帯びている。
個人として変えられないものは何一つ無い。
そんな当たり前のことに気づいた。
やがて、職場の仲間たちのお子さんたちが普通に笑ったり遊んだり。
そんな職場はどうだろう?
ダメ?
職場にこども連れてきちゃダメ?
そんな問いかけに毎日答えられる。
そんな大人たちの職場でありたい。
生コンでいいこと。
宮本充也