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2018/09/06

「AIJ2018アワードは廣藤さんに決定!|生コンICT」

「AIJ2018アワードは廣藤さんに決定!|生コンICT」

2018年9月4日〜3日間の日程で開かれているAIJ2018年大会。大会プログラムの中でもひときわ注目を集めたテーマ「ICTによるコンクリート生産革命」。プログラムの一番最初に紹介され、会場は満員御礼。



ICTによるコンクリート生産革命

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※最もアトラクティブな公演プログラムの中でトップバッターを飾る。GNN Machinery Japan廣藤社長(東伸コーポレーション代表取締役)



そのほかにもいくつか提示された、

ICTによるコンクリート生産革命。

・供用クラウド構想

・各種センシング技術

・AIによる多変量解析と最適化

・ロボットの現場活用

・3Dプリンタによるコンクリート打設


今でこそICTだことのIoTと世間で注目されてはいるが、

廣藤さん率いるGNNMJがIoT先進技術の事業化を始めたのはもう6年以上も前のこと。

当時多くの権威と呼ばれる人たちから、

「そんなもんむりー」

と鼻で嗤われたその技術はいまやAIJで最も注目される公演のトップバッターを飾るようになった。


その、GNNMJ社長東伸コーポレーション代表取締役廣藤さんは、

中小企業としての生コン工場の社長

僕と一緒。

なんなら3000工場全国に展開する、

主に中小企業が担い手の生コン工場の社長。

大資本の裏付けもなく、

資本グループの傘に入ることもない。

独立自尊の中小企業経営者が名だたる業界権威の居並ぶAIJ大会で、

Most Valuable Presentation(僕が勝手につけました)

の栄誉を勝ち取った。


PDの最中には業界の権威(規格行政に通じる)から、

「こうしたICT技術は積極的に実現に向けて進めていく必要がある」

というコメントがあった。

とても見る目のある学者だと思った。



AIJ1獲ったら次はどうする?

これまでも多くの露出で生コンICTを紹介してきた。

今回はAIJで最も注目されるプログラムで紹介された。

そして次は?


これまでもそうだったがなによりも大切なのは行動すること。

評価は市場と顧客が行う。

よく製品の説明をするととんちんかんな「評価」をなさる偉そうな向きもあられるが、

評価はお前じゃなくて市場と顧客がするからすっこんでろ。

という気持ちになる人もいるようだ。

評価はどこかのお偉い先生や大資本の技術研究所の上級研究員がするものではない。

勘違いをするな。

被評価者であることをいつしか忘れ、

狭い学会や業界のヒエラルキーの上位にいることで慢心し、

民間の無名な企業に対して知らぬ間に上から目線。

ゴミ野郎すぎて虫酸が走る。

という意見を聞いたことがある。


あくまで僕たちは実践者だ。

市場と顧客の評価に常にさらされ常に変化を決断する。

市場の要請に耳を傾ける。

仮説を立てて実践してみる。

業界うちのつまらない評判は気にしない。

僕たちはあくまで実践者だ。


AIJは獲った。

それも中小企業が獲った。

まだまだ僕たち中小企業は沢山の課題意識を持っている。

現場を知っている僕たち。

ものづくりのラストワンマイルを握る僕たちの時代がいよいよ到来した。


ICT

IT

これまで埋もれていたリソースを解放する。

流動性を高める。

その局面においては上下もなく一人一人が謙虚に必要とされていることに耳を傾け連携する。

業界うちの会合でふんぞりかえって口だけ動かしている人がいたとしたら、

そんな彼らはガラパゴス化するだろう。

いよいよ中小企業の時代だ。

その到来を喜びたい。

廣藤社長、おめでとうございます。

これからもさらにはっちゃけちゃいましょう!!



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士