2018/01/03
「中小企業には関係ないぜ|CI」
コンクリートで不幸になる人を0にする
当ウェブサイトの運営理念はそのまま、
長岡生コンクリートの経営理念となっている。
ただ、それは内向きのものとなっているため、
外部にわかりやすく僕たちの目的を伝える場合、
「コンクリートで不幸になる人を0にする」
がしっくりとくる。
当社のコンテンツはすべてこの目的のためにあるといっていい。
Corporate Identity(CI)
企業文化を構築し特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信し社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略のひとつ。CI、CI 計画、CI プロジェクトなどとも呼ばれる。1930年代にアメリカで始まった概念・戦略である。(Wikipedia)
透水性コンクリートの記事でも紹介したが、
情報発信活動において重視すべき概念。
同じ内容を伝えたいのであれば、
伝える内容(言葉やイメージ、デザイン)を統一する。
そんな概念に今年から力を入れていきたい。
同じ内容をいろいろな言葉で伝えてしまうのは、
企業イメージを分散させてしまい、
社会における存在感が希薄になってしまう。
「生コン屋さんと」
また、僕たちの顧客(ペルソナ)は小規模建設事業者としている。
そのペルソナと常に共にある存在が、
「生コン屋さん」
だから、キーワードを「生コン屋さんと」としたい。
生コン屋さんの存在が絶対不可欠であり、
地方で小規模な経済活動をしている両社、
・小規模建設事業者
・生コン屋さん
を市場として捉えそこに付加価値を供給する事業モデル。
コンテンツは、
・次世代の土間コン
・打ち放しコンクリート
・残コンソリューション
をメインとした生コン関連商品・技術。
こうした考え方に基づいて企業活動の全てに統一性を持たせたい。
デザイン(WEBレイアウトも含む)。
コーポレートカラー(あらゆる色調)。
ロゴマーク。
企業内における関係者の行為。
その他ありとあらゆる企業活動に関連する事象。
手っ取り早いのはデザインとロゴマークだろうか。
僕たちが打ち出したい価値をデザインとロゴに集約する。
あらゆる企業活動に利用する。
そのデザインの中に当社のコンテンツを配置する。
そんなことの必要性を感じている。
1.コーポレート・シンボル(視覚的コミュニケーションの基本。マーク、シンボル、ロゴタイプ)
2.社名ロゴタイプ(正式和文社名と正式英文社名のロゴタイプ)
3.専用タイプフェイス(広告やマニュアルなどで使用する書体の規定)
4.コーポレート・カラー(企業を象徴するイメージカラー)
5.コーポレート・ステートメント(企業の理念や思想の言葉)
6.サブグラフィック・エレメント(コーポレート・シンボルを補完する図形)
7.トレードキャラクター(企業イメージを補強するためのキャラクター)
(引用;https://webnaut.jp/design/1130.html)
情報発信の際に行き当たりばったりは避けたい。
僕たちが発信する情報は、
「基本読まれていない」
くらいの前提がちょうどいい。
なにか調べ物をしていたりして、
何とはなしにググった際にぱっと目が留まる。
それらの大半はそのままスルーされる。
そんな偶発的な情報収集活動を相手に、
僕たちがとりうるべき姿勢は、
統一した印象を提供したい
ということ。
毎度毎度不統一な情報発信活動をしていたら、
偶発的に展開される情報収集活動とマッチングすることがないだろう。
ぐだぐだと考察を並び立てているが、
正月は仕事が止まっているためどうしてもネタがない。
そのため、普段考える時間をとりづらい私的考察をそのままブログにする。
正月なのでどうせ読まれていない。
そんなすがすがしい気持ちでCI(Corporate Identity)を考察できた。
現在情報戦略に力を入れてから23か月目を進捗している。
2月末で当社事業年度終了をもって24か月満了となる。
来期(3.1~)は石の上にも3年が満了する期となる。
当初「生コンにITは無理」と誰もが思っていたこの活動。
23期目ですでに一定の成果が得られている。
閾値を迎えるのは誰かが外から与えてくれるものではなくて、
地味なトライアル&エラーの集積、毎日の努力の向こう側に、
ふっとやってくるものなのだろう。
中小企業の情報戦略は続く。
しかし、このCIだのブランディングだの。
以前は大企業のおままごとくらいに馬鹿にしていたが、
まさかここで必要性を切実に感じるとは思いもよらなかった。
先進企業が採用しているいろいろな活動。
「中小企業には関係ないぜ」
なんて高を括るのではなく、
一応は考察をしておくべきことなのかもしれない。