2017/09/07
「Concrete」
富山は雨だ。
毎日5㎞走るようにしているため、
駅地下を走った。
もちろん地下はコンクリートの塊の中に、
その空間を形成している。
走りながら、
価値
について考えていた。
価値
人それぞれに価値を感じたり感じなかったりする。
音楽であったりサービスであったり、
絵画や観光など多くの価値があって、
人それぞれ、それぞれに価値を見出している。
Concrete
有形の、具象の、現実の、実際の、明確な、コンクリート製の、凝結した、固体の、コンクリート舗装面、具体(性)、具象性、(...に)コンクリートを塗る、(...を)コンクリートで固める、(...を)凝結させる、固める、凝結する、固まる
価値とは抽象的なものだったりする。
僕にとっての価値は誰かにとっては何の価値も見いだせないものであったりもする。
例えば、絵画。
誰かにとっての絵はとても素晴らしい価値を有していても、
他の誰かにとっては何の価値も見いだせない落書きということもある。
比して、Concrete
雨の日に雨にぬれずに走ったり歩くことができる。
津波が襲ってきたときに貴重な人命守ることだってできる。
暮らしの土台だったり、
電車や飛行機というサービスを利用できるのも、
土台にコンクリートがあるからだ。
非常に具体的で明確だ。
音楽を奏でたり、
素敵な絵を描いたり、
舞台で人を感動させたり、
いろいろな価値が世の中にはあふれているけれど、
僕が選んだテーマであるコンクリートは、
何にも負けず具体的で明確だ。
絶対に役に立つ。
誰にとっても気づかれても気づかれなくても必要な価値。
僕はConcreteをテーマに選んでとても幸せに思う。