2016/09/09
「CONCRETE 4.0」GNN第18回技術勉強会
東北震災の直後に始まったGNNだから、
今は足かけ6年の活動になっている。
最初は5工場くらいでなんだかサークル活動的に始まったGNNは、
まあなんとなく新しい感じのことやってるね
みたいなかんじで、業界関係の新聞やらでご紹介いただいた。
ノリと勢いってすごく大切で、
1年目は「生コンニューウェーブ!!」みたいな感じでぶち上げて、
なんとなく活況を呈していたし関係各方面もそれなりに興味をもってくれたしで、
第1回技術発表会は100名を超す動員を記録し成功を収めた。
当初からポイントになると思っていたのは、
「3年目の本気」
とか、
「石の上にも3年」
とかいうではないか、3年目のGNNが真価を試されるよねってことで、
GNN関係者全員気合を入れて臨んだ第3回はなんと300名を超す動員を記録したことで、
生コン業界における明確な役割と位置づけ
を確立した記念すべき技術発表会となった。
毎年技術発表会を設営していて感じるのは、
会議そのものもとても大切だし内容もちゃんとしてるし有意義だし、
だけど、最もたいせつな財産は、
「生コン関係者との出会い」
となる。
今年も11月18日金曜日土木の日に、おなじみ建築会館で、
第5回GNN技術発表会・第18回技術勉強会
「Concrete 4.0」
を開催予定だが、18回という会を重ねるたびに、貴重な業界関係者との出会いを得、
そのたびに新しい技術やテーマが寄せられ、
GNNアライアンスの中にテーマごとにコンソーシアムやワークショップが生まれ、
一つ一つの活動そのものは地味だったり小規模だったりするのだけれど、
時間を経て振り返ってみると、
「生コン業界にどでかい改革を起こしてました」
なんてことがざらにあった。
今年2016年はいよいよ五輪開催まで4年を切り、
ものづくりのパラダイムシフトや、Industry 4.0など、
これまでの前提条件を完全に見直すべき局面をいよいよ迎えている。
GNN元気な生コンネットワークは、柔軟なグループである。
社会や環境が必要としていることを機敏にとらえ、それに対して必要なリソースが集まり組織化され、
そして、問題を解決し進化していくグループ。
プラットフォーム
アライアンス
となる。
いよいよ11月18日まで2か月となった今、今年も生コンの熱き仲間たちは、
素晴らしい業界構築に向けて自分たちの技術を世に問うことになる。
11月18日は東京の業界関係者の密度はMaxになると思う。
そんな11月18日は土木・建築史上大きな転機になることを僕は信じている。
宮本充也
(以下プログラム案)
「CONCRETE 4.0」
GNN第5回技術発表会・第18回技術勉強会
~2020五輪を目前に臨む建設生コン業界。ものづくりのパラダイムシフトやIndustry 4.0など第4次産業革命の現代において必要とされる新しい生コン業・生コン産業を占う大勉強会を、今年は日本コンクリート技術社とのコラボ企画も交えながら、元気に発信!ポスト2020の生コン業をリードするのはGNN元気な生コンネットワークです~
日時 2016年11月18日 場所 建築会館
1-1.「PD ポスト2020コンクリート業界の行方」〜製品・生コンの未来予想図〜(10:00蔵前橋会場) 日本コンクリート技術社との共催プログラム 地方の二次製品工場・生コン工場がリードする「建設業の未来図」企画(プレゼン・PD他) ※以下テーマ ・人材不足(省人化他)→建設作業員のクラウドを利用したシェアリングエコノミー 「助っ人ナビ」構想 ・集約化(合理化)→長野県内の抜本的集約化についての経験と製品工場とのコラボ模索 ・IoT→先日経済産業省のIoTアワードにProbeシステムが採択されました。 ・新事業→コンクリートメーカーの★診断業務サービス(ITを利用したプロモーション)
1-2.「○○億円?! GNNワークショップで何が起こっているのか?」〜その秘密全部お話しします〜(10:00建築会館メイン会場)GNNワークショップ活動報告 金沢生コン・東伸コーポレーション・みつわ生コン・白石建設・長岡生コン・レミックマルハチ・三興開発・伊藤商店・金子コンクリート プレゼンター佐藤氏 (PM建築会館メイン会場)
2.基調講演「未来の混和剤」 BASF 本田氏
3.【PD】「回収骨材使用禁止に関するパブコメに物申す」 ACRAC柴本会長 小野副会長 大阪兵庫広域工組回収骨材WG栗延主査 他学識経験者 ファシリテーター東京テクノ松田氏
4.【IoT】「経産省IoTセレクション採択」〜コンクリートクライシスの救世主〜 GNNマシナリージャパン毛利氏 5.GNN活動報告(4編の技術発表)
・【低炭素】「生コン屋発!環境配慮型コンクリート」 東伸コーポレーション横森氏
・【暑中コン】「暑中コンクリートの実態」 寝屋川コンクリート山路氏
・【迅速施工】「6時間24Nの生コンに関する実験」 あづまコンクリート工業毛利氏
・【スラッジ】「スラッジが都市鉱山になる日」川端工業中村氏
6.「飲みながら熱き技術論を語れ」 日本コンクリート技術との合同大懇親会
7.その他 サブ会場プレゼン・ブース出展 ※随時募集を行っております