長岡生コンクリート
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2016/04/11

「GNNの価値」

組織されて6年が経過しました
北は北海道から南は沖縄まで
生コン工場に関係する企業が同じ価値を共通項に、
まるで公園に集まるように、
義務感や強制感まるでなく集っている。

僕は生コン業界こそ、
中小企業の最も厳しい業態
だと感じています。
商売をする場所=商圏が限られています
JIS規格では
「1時間半までしか生コン持って行っちゃだめ」
と書かれています。
だから、顧客はその土地で買う生コンはその土地の工場以外からは買えません
産業構造は超下請け型
一般的な生コン工場は上部組織である協同組合が下ろしてくる仕事を
ただ淡々と請け負うことを要求されている
だから、
・イノベーションおこしたい
・新製品を世に出そう
・グローバル化を意識して新事業を展開しよう
なんてことは、不要とされています。

僕が15年前に入った生コン業界では、
そんなわけで、従業員さんたちの目はあまり輝いていなかった
・JISが要求しているものを作れ
・目立たない管理を黙々とやりなさい
・失敗は許されない
そんな状況で「目、輝いて」なんて言えるわけがない
勢い、17時以降が人生の中心になる。
人生の大半を使わないとならない仕事が面白くないってのは結構な悲劇

今、どうなっているか。
少なくとも僕の周りの生コン工場
僕の知っている生コン工場の方たちは
・顔が上を向いている
・笑顔が絶えない(時に行き過ぎの冗談をぶちこむ)
・目が輝いている

GNNは場所
強制もしなければ、義務でもない
ただ、行きたくなる、そんな場所
・そこに行くと面白そうだから
・チャンスがそこにあるから
・志の高い仲間に会えるから
だから、生コンに真剣な人たちが自然と集まってくる
そして、今では勉強会は17回を数え、
GNN会員も90を数えるようになった

断言できます。
楽しくないことはやらなくていい。
仕事は楽しいからこそ効率があがります。
無理してやるのは仕事じゃない。
そんなのは洗脳にすぎない、と

僕がGNNの会合に行くたびに、
意識の高い生コン関係者の人格に触れ
自分自身の内面を知り
本当に大切なものがわかる
仕事は楽しくなくっちゃならない。
そして、そんな姿を次世代に見せつけなくてはならない。
そんなことです

6月11日〜12日は長野で生コンの大人たちが誇りをかけて表現します

宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士