2017/01/07
「生コンi-Construction代表」 二者択一
○○のカリスマ
××の神
△△の代表
こうしたセンテンスはぜひ活用すべきである。
一つには自らを鼓舞するため。
言ってしまえば、自分の能力をそこに合わせるという心理が働く。
二つには、お会いする人たちは、
「ああ、この人は○○に関して一所懸命なんだな」
と思う。
その積み重ねが自分自身の意図する人格形成に役立つということもあるのではないか。
昨日は都内のあいさつ回りをしていた。
お会いする大手ゼネコンのみなさんに口をついて出た言葉、
「i-construction生コン代表の宮本です」
我ながら、言ったなぁ、と思った。
と、同時に、
本当にそうなってやれ、とも誓った。
事実、国交省主催のi-Constructionコンソーシアムに参加が決まっている。
また、生コンi-constructionの入口ともいえる、
伝票の電子化
はすでにパートナー企業と実現可能性について合意できていて、
後は実行に移すだけの状態となっている。
うぬぼれではないが、現在の生コン業界においては、
i-生コンに関してかなり熟知している人の一人ではなかろうか。
だったら、名乗っちゃえ、である。
i-construction生コン代表を名乗りながら名だたるゼネコンを巡回した。
結果から言えば、生コンi-constructionへの時代の要請をビンビン感じた。
ビンビン
にである。
生コン新時代の幕開けを感じた。
68年間、生コン業はひたすら高度経済成長を支えてきた。
産業構造は自然と縦型(縦割り)となり役割は細分化され、
結果として生コン産業もご他聞にもれず、
保守的・閉鎖的
となっていった。
重要インフラ資材の供給はもちろん安全性や安定を求めて当然。
規格やルールは安全側に画一化されていった。
そこに、
すべてのリソースの流動性を高める手段→Information Technology革命が到来。
i-Constructionである。
これから僕たち生コン業を志す人たちは踏み絵を突きつけられるんだと思う。
・ボトムラインに合わせるか(必要最低限)
・積極的にInnovationを指向するか
つまり、
・とどまるか
・すすむか
とある大手ゼネコンの方がおっしゃっていた。
生コンi-Constructionは既存の厚い壁によりまったく前進できていない。
ただ、どこかが、誰かが、その分厚い壁に針の穴ほどでいいから綻びを通せば、
やがて決壊しこの波はだれも止めることのできないものとなるだろう。
生産性向上には必要不可欠なファクター、
生コンi-Construction
別に、横文字だからってひるむ必要はない。
伝票電子化なんか単なる一例に過ぎない。
・Skypeを用いた供試体つぶし試験の立ち合い
・Teamviewerをつかって遠隔地から生コン工場の無人操業
直ぐに思いつくだけでもありとあらゆるITを駆使した生産性向上が挙げられる。
時代は待っていてくれない。
少なくとも僕はこの時代の生コンパーソンとして積極的に進むつもりだ。
結果として時代は生コン業に二者択一を突きつけるだろう。
突きつけられる側じゃなく、
突きつける側にいるために、
時代の当事者として生コンに取り組んでいきたい。
宮本充也