2016/07/06
「Innovation 国際交流」GNNが日本の玄関
コラボレーションの時代。
GNN11月18日は恒例の技術発表会となっている。
今週からいらしているMAPEIジョルジオ博士と日本のパートナーとの活発な議論が続く。
とんでもない技術発表会になりそうだ。
こんな感じだ。
・生コン3Dプリンタメーカー(イタリア)
・プレキャストコンクリートと生コンの融合技術
・ひび割れのないコンクリート
・スラッジリサイクル技術のゴミ焼却場利用
・IoT、I-constructio by YDN(やんちゃ土木ネットワーク)
・プレキャストコンクリート生産性能向上
日本国内の生コンまたはコンクリートに関する人、
つまり、建設産業全部の人が日本国内から集まるだろう。
日本コンクリート技術と共同で創ろうとしているステージは、
「コンクリート製品と生コンのコラボレーション」
キーワードは、
・省人化
・迅速化
・IT化
などとなる。
日本は世界で最も早く高齢化社会を迎え、衰退著しいというネガティブな見られ方をしているが、
その急坂、オリンピックの後の「つるべおとし」に僕たちが生み出したInnovationは必ず、
「世界の先進国を救うInnovation」
になるという確信がある。
すべての先進国がこれから臨む超高齢化社会。
この難局をどのようにBreakthroughするか。
僕たち建設業の文脈で考えると、水の次に流通する材料生コンの果たす役割は大きい。
7年の交流を経てMAPEIをはじめとする世界の技術は僕たちGNNを「本物」として認めてくれている。
僕の野望は、世界から見た日本の生コンに関する入口=GNN
・生コン3Dプリンタメーカー(イタリア)
MAPEIのネットワークを使ってぜひ招待したい。
イタリアで実用化されている記事は先日紹介したばかりだ。
省人化、そしてさらに複雑になる設計シーンで必ずこの技術は求められるはずだ。
・プレキャストコンクリートと生コンの融合技術
乾式吹き付け(生コン)とコンクリート製品を型枠(残置)の融合は、
省人化、省力化、迅速化と生(フレッシュ)と製品の融合に続く。
・ひび割れのないコンクリート
土間コンクリートに必ず必要となる目地やメッシュ筋がこの技術によって不要となれば、
多くの作業員が別の作業に充てられ→省人化
打設に関する時間も大きく節約できるだろう→迅速化
・スラッジリサイクル技術のゴミ焼却場利用
・IoT、I-constructio by YDN(やんちゃ土木ネットワーク)
・プレキャストコンクリート生産性能向上
etc...
なんだか周囲でとんでもないことが起きている。
営業1年生の頃にクライアントの事務所の扉をノックするのにも心臓ドキドキしていたころが懐かしい。
今はどこにでもずかずかとお邪魔をして楽しい技術開発の議論ができるようになった。
ITはその勢いを加速する。
11月まであっという間に過ぎてしまうだろう。
毎年毎年GNN技術発表会の前後には大きく視界が変化する。
今回も多くの仲間たちとたのしい祭りが開けそうだ。
宮本充也