長岡生コンクリート
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2016/04/05

「生コン屋のIT戦略」

このところ当社の最大の関心事は、

IT

これまで50年で培ってきた僕たちの付加価値が、

どうやら広く全国一般にも通用するようだ、

というのが、昨年度最大の気づきでした。

B to B(法人向けビジネス)で、しかも工事が伴うようなビジネス

だけど、やはり物事の流れの最初は

情報

がある。

砂漠では、

「向こうに池があるらしいよ」

という情報をもとに、人々は行動する

「向こうに行列ができているらしいぞ」

「××業界は今バブルらしいぞ」

「○○は今なら3割引き」

こうした情報が人々の行動を促し、

モノやコトがそのあとを追いかけ、

結果お金がそのあとを流れていく

すべての最初には情報があります。

15年前にまさか僕が海外の企業と仕事するなんて全く想像していなかったように、

まさか、ITを仕事で論じることになろうとは、

本当に世の中何が起きるか全くわからない。

このところアナリティクスというやつを駆使したりして、

訪問者数やら人気の記事やらなにやらを分析したりなどしています。

コンバージョン率

という言葉があって、仮想空間であるWEBにアクセスした人が、

実際にどれだけ具体的リアルな行動(資料請求や電話)を起こしたか、

を図る指標です。

現在のNRのWEB分析はざっと下記の通り(月間)

・PV(ページビュー)数 5,050

・ユニークユーザ 2,800

・コンバージョン率 0.2% (コンバージョン数/ユニークユーザ数)

一般的には、コンバージョン率は4%だというそうなので、

まだまだ20倍の伸びしろがある、ということ。

僕たちはこれまで主に地域社会(伊豆地方)において、

主に顧客との接点の中でまたはコミュニケーションの中で、

自分たちの存在価値を磨き高め、

もって、地域社会のお客様に主に支持をいただき、

これまでやってきました。

もちろん、それをベースに、ですが。

これからは、その付加価値を、

日本全国はもちろん、全世界に向けて発信し、

そのコミュニケーションの精度をより高めて、

きちんとお客様(社会全体)に届くように工夫し、

その結果付加価値や存在価値がさらに磨かれ、

もって、世の中全体をよくするために貢献できるんだな、

そう思うと、胸の高鳴りが止まらない。

僕たちの培ってきたものには、自負があります。

けれど、その価値も伝えなければ伝わらないし、

伝わっても理解されなければ、存在しないのと一緒。

意味がない。

しばらく道なき道をひたすら走ってみて、たくさんぶつかったり傷ついたりすると思いますが、

まだ見ぬ素晴らしいお客様のご指導ご鞭撻をもって、

めげずに走っていきたいと思っています。

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宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士