2017/01/14
「ITでも当たり前に必要なこと」 生コン・困った・検索
※生コンにかかわるキーワード検索サービス 生コン検索エンジン では、様々な悩みや疑問をキーワード検索することができます
今週もあったし、
来週も再来週も続く。
新年挨拶回りと賀詞交歓会などの儀礼。
中にはまさに新年しかお会いしない人もいるし、
インターネットの時代はそれこそ不特定多数の方々と接触する機会がある。
今日やっている工事もインターネット経由でお問い合わせをいただいた。
通常の出来事として「WEB引き合い」が寄せられる。
今日も1件、神奈川県の方からご連絡をいただいた。
こうしてご縁をいただいた多くの方々。
冷静に考えると一生のうちで会話は一言二言だけの場合も多い。
つまり、普段一緒にいて当たり前に長く時間をご一緒している人たちは、
実はとても貴重な存在で自分を映す鏡なんだと最近やけに得心している。
よく身の回りにいる人に関する悪口やぼやきを耳にするが(僕も以前はあった)、
この行為はつまり自分自身の悪口を言っていることに他ならない。
身の回りにいる人に対しての不満があれば、
その解決策は自らの中にしかない。
別の人を求めて、また新たな縁を探しに行くこともあるかもしれないが、
もともと身近な人との間に生じた問題は、
新しい人とのご縁の場合にもきっと必ず形を変えて問題が現れる。
だから、環境を嘆くのではなくて、その不満の根本原因を見極めて、
自分が変わるしかない。
上記は今年度始めたIT戦略で多くの出会いに晒され感じていること。
現在11か月目に突入したIT戦略。
毎日、300PV(ページビュー)もの閲覧は、
始めたころの二桁前半から比べると、
素晴らしい成果と言える。
始めた当初こう考えていた。
ITは近道
自分たちが持っている価値が一足飛びに全世界に発信されて、
それすなわちすぐに売り上げが急成長をする。
もちろん、効果がなかったわけではないし、
3,000万円に及ぶ売上が実際WEB経由でもたらされた。
ただ、まったく近道でも魔法でも「こうすればこうなる!」みたいなテクニックでもなかった。
「○○すると、PV数跳ねるよ」
みたいな、テクニック論は身の回りに多い。
とくにIT戦略と標榜していれば身の回りにはそうした情報が集まってくる。
中には確かに効果的ないくつかもあるにはあるけれど、
結局万能薬みたいなものはない。
・目標を定める
・そこに至るまでの道程(仮説)を創る
・実践する(ブログ書いたりWEB構造を変える)
・結果を分析する
この地味な作業をくるくるくるくる続けていると、
何回かに一回カウントが跳ねたりして成功要因を分析したりすると、
なるほど、と後で考えてみたら「すごく当たり前」のことに気づいたりする。
その連続だった。
人付き合いと同じで、
「あの人からきいたこの方法はだめだから、今度は別の人から聞いたこれで行ってみよう」」
を繰り返していたら永久に本質にはたどり着かないという確信がある。
問題は「他」ではなく「自」の中にある。
自分が変わらず他だけをころころ変えていたら、
なんだかわからないうちに他に振り回されて人生が終わってしまうだろう。
それに、そもそも「生コン×IT」は誰も通ったことのない道。
他の分野で効果的だった手法が生コン×ITで同じく通じるということはない。
自分で経験して自分が変わるしかないのだ。
ITで効果的に宣伝をして売上を伸ばす
という戦略は、他(手法やテクニック)が与えてくれるのではなくて、
ITで効果的に宣伝をして売りげを伸ばせるようになる
という非常に当たり前の地道で主体的なあり方しか存在しない。
そこには誰かが授けてくれる一獲千金の方法などないのだ。
しかしそれにしてもSNSの宣伝などを見ていると、
「○○するだけで年収倍増」
みたいな、詐欺まがいの広告が多い。
それだけ人は他力本願の弱い部分を持っているということなのだろう。
そして、それらサービスは人をひきつけ場合によってはしばらく繁栄する。
ただ、長期スパンで考えればそうした「はったり」の類は長続きしない。
当たり前のことだ。
毎日ブログを書いて生コンにかかわる情報発信をする。
これは実に地味で大変な作業だったりするのだが、
一方で、「僕または僕たち会社のいつわらざる姿」を放映し続けていることに他ならない。
当たり前のことだけど、
ITの時代だって、これまで同様「人格」「本質」が大切だということ。
弱くても小さくても隠さず出す。
これ以外に成長の方法はないし、
失敗して反省してよりよくんなる、
これ以外に本質をみがくすべはない。
11か月目でようやっと気づいたIT戦略の本質。
これからも愚直に成長していきたいと思う。
宮本充也