2016/10/06
「ITパイセンとのIT戦略」巨大な変化
生コン×IT
こんなことに力を入れているのは僕たちしかいないと思っていたら、
同じ静岡県(浜松)にもう数年前から、
生コン×IT(厳密に言えば「コンクリート製品」)
をやっている同業者がいた。
そしてなんと、月間PV数60000
(つまり、ひと月に6万回サイトの中の内容を閲覧されている)
当社生コン(長岡生コン運営)のPV数が、10,000なので、
なんと6倍をすでに達成している人と運命的に出会うことができた。
半年前に「今年度はIT戦略」と標榜して凡そ6か月が経過し、
それなりの成果が生まれているが、身近なところに、
「かなり先に進んでいる人がいた」
ってことは、そのやり方をそのまま忠実に実行するか、
またはシナジーを呼ぶような戦略を実行するだけで、
短期間に当社のPV数も60,000を狙うことができるってことは、
これこそITの大きな特徴なんではないか?
浜松の大洋コンクリート工業(GNN加盟)
はつまり、
ITパイセン
ってことで、今後じっくりお世話になることとなる。
僕たちの持っている価値を改めて分析すると、
・大規模ではない→生コン工場でリーチできる市場
・特殊→差別化製品
なため、既存流通網ではなかなか流れづらいものばかりとなっている。
既存流通網はある程度の規模間がないとビジネスとして成立しないため、
住宅などのような小規模な物件を相手するとなるとどうしても高価格になってしまう。
ただ、ここはGNN元気な生コンネットワークの強み、
「地域にじっくりと根差した生コン工場のアライアンス」
のきわめて重要な価値は、
平時からそうした小規模に製品を提供している業態を、
「流通網として再定義することができる」
ことに尽きると思っている。
ITを駆使して提供しようとしている先は、
一般消費者
情報そのものは拡散していくかもしれないけれど、
僕たちの専門家ですら専門的だと思っている価値を、
予備知識なしにいきなり情報発信したとしてもそれはうまくいかないだろう。
よっぽどDIYが高じて、じゃあ、自分で家作っちゃいますか、みたいな、
相当気合の入っている人でない限りそんなのは通用しない。
一般消費者にきちんとリーチするためには、
専門性をきちんと変換してくれる存在が必要。
そこは全国に存在している実際に一般消費者(つまりエンドユーザ)と、
Face to Face
で接している地域の業態→工務店やエクステリア業者
に対して併行して訴求活動を行う必要がでてくる。
つまり、対象が2種類となる。
当社IT戦略ということでスタートした本サイト「生コン」
生コンポータルサイトということで、検索順位も飛躍的に向上した。
ここで分かれ道に来ているんだと思う。
・B to Cに徹するか、
・それともB to Bを深堀りするのか。
今回のITパイセンとの打ち合わせではその辺が議題となった。
水の次に流通する材料、生コンとITのコラボには遠大な可能性がある。
さすがにこんなことを考えている人がたった一人だったとしたら、
さすがの僕たちもちょっと怖いと思ってしまうが、
同じ志の人が現れて(これも言ってみればITのおかげ)、
そしてGNNでともに活動をしてくれるということは、
とてつもない事件だと思っている。
このところIT関連企業の方との接触がやけに多い。
16年前実家の生コン屋に入職したころには考えられない展開。
その時々は疲れることやヒヤッとすることなど目白押しだけど、
数年たって振り返ってみるとものすごいことが起きているってことがたくさんある。
本編生コン屋のIT戦略も、1年後に振り返ってみて驚くことが十分に予測される。
特にITの場合スピード感がまじはんぱないし。
きっと、「巨大な変化」がもたらされることだろう。
そんな風にして、本業生コンクリートが輝ける可能性を毎日毎日模索している。
宮本充也