2017/06/23
「NOとは言わない工場 金沢生コン」 ワークショップ・GNN・残コン・スラッジ
北陸金沢生コンで年間1,000万円以上かかっていた廃棄物処理費が0円になった歴史
7月14日~15日金沢生コン(きんなま)で開催されるGNNワークショップ。
数年前の金沢生コンでは生コンの廃棄物、
スラッジケーキ
の処理に年間10,000,000円かかっていたという。
僕が同社の豊蔵社長や苗代工場長をはじめ金沢生コンのみなさんに出会ったのは、
GNN元気な生コンネットワークの技術勉強会だった。
当時の金沢生コンの状況である。
2014年に始めた同社の残コン・スラッジ処理の闘いは、
簡単に語れるはずもない。
「こうすれば、すぐに解決できますよ」
「○○導入すりゃそんなの簡単に終わりだよ」
金沢生コンの歴史を前にしてそんな軽口は叩けないだろう。
今日はプロジェクトリーダーの武南社長(白石建設)に同行して、
金沢生コンを訪ねている。
北陸金沢生コンで年間1,000万円以上かかっていた廃棄物処理費が0円になった歴史
きっと誰しもが興味を寄せるテーマだろう。
金沢生コンを簡単にここで紹介すると、
金沢地区で名うての工場で石川県で1番最初に始めた生コン工場。
ザ・北陸の生コン
といっても過言ではないだろう。
もちろん、ご当地金沢地区の理事長工場。
北陸地区でも名を知らない生コン関係者はいないだろう。
「きんなま」
という愛称でおそらく全国区にその名が轟いている同社。
きっと生コン関係者ならみんなわかると思う。
「残コンの問題は誰だって解決できる」
なんて思っている人はいないだろう。
釣り竿を渡せば初心者でも釣れるのだろうか?
それと同じことが残コンやスラッジの問題に言えるような気がする。
そして、このことは、残コンだけに当てはまるものではなくて、
生コンにかかわるすべてのことに同じことが言えるような気がする。
成功のハウツー本を読んだ人間がみんな成功していないことと同じだ。
今回のGNNワークショップでは2日間にわたって金沢生コンを解剖することになる。
それも、徹底解剖である。
北陸金沢生コンで年間1,000万円以上かかっていた廃棄物処理費が0円になった歴史
1~2時間で、またはたった一人の話だけで、理解できるはずがない。
当日は金沢生コンのキーパーソン一人だけでなく、
組織的にかかわるすべての人を対象にワークショップを開催する。
それぞれの役割、
配車、営業、試験、ドライバー、工場長、総務、管理者、、、
多くの関係者がきちんと互いに合意形成をして、
その結果、
北陸金沢生コンで年間1,000万円以上かかっていた廃棄物処理費が0円になった歴史
という成果が導き出されているはずだ。
今日、苗代工場長のお話を聞いていて印象に残った言葉は以下の通り。
「足を運ぶことが大切」
「1.5時間の枠にとらわれない」
「感じ悪くなるくらい徹底議論した」
「和田(担当者)のいいところを伸ばしてもらった」
「Noといわない工場です。僕たちは」
以下は、同社の目標関連。
※数値に裏付けらえたきちんとした目標でとても参考になる
実に楽しみな7月14日~15日のワークショップである。