長岡生コンクリート
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2016/01/09

「アウトってなんですか?」生コン業界

「アウト」という言葉にどのようなイメージ持たれてますか?
松本、アウト。といえばお尻しばかれる、なんてのはこの10年日本で一般に馴染みのある光景ですから、アウトといえば、悪いこと、というイメージがどうしても付きまとっているものだと思います。
生コン産業はおよそ65年の歴史を日本では刻んでおります。
その歴史は様々なあり方を作ってきました。
生コン共販はその中のもっとも象徴的なことだと思います。
全国には200を越す生コン共販の存在があります。
生コンの担い手は中傷零細企業が大半だから、競争させてはいけない。だから、唯一カルテルを認めよう!!
誰かが決めたこのルールは今もなお続き、談合が許されています。
もろもろあって、その談合万歳の構造は、「はぐれものを許さない」団体に成長していきました。
「社会がどうであれ、私たちがこう思うのだから、ルールはこうです」という姿勢です。
私が泳いでいる業界の秩序は組合が規定しています。
秩序は大切。
それは認めます。
ただ、新しいものを反射的に「アウト」とレッテルを貼るのはどうかと思う。

私たち業界では、組合に加盟しない工場のことを「アウト」と呼び習わしています。
「アウト」という言葉に対して一般にどのようなイメージを持つでしょうか。
きっと、「おしりしばかれるんだな」と思うはずです。
変化に対応すること、社会の要請に応えること。
生コンは水の次に流通する材料だからこそ、とても難しいテーマなのかもしれません。
アウトとか組合員だとか余計なバイアスに巻き込まれることなく、世の中が必要としていることを追い求めていきたいものです。

宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士