2016/12/20
「ダイエットの国伊豆の国」 生コン・地域貢献
どの地域も観光集客に苦労していて、
僕の住む町伊豆の国市は過去には、
「温泉の色街」
として栄えたが、現在は長年にわたる不景気が続いている。
人口も徐々に減っており郷土に暮らす人たちも危機感を募らせている。
もちろん、生コン業という視点から考えても地域が活性しなければ、
生コン屋いりません
となってしまい、生コン屋が廃業すれば、
想定される大地震
が起きた場合に損傷を受けたインフラの復興が困難となる。
防災に限らず生コン工場は地域に不可欠な存在であり、
重要なインフラ基礎資材を供給する責任を果たすためには、
地域経済を企図する活動を通した貢献が求められる。
地域経済あっての存在という意味合いが濃いのも生コン業の特徴。
どこの町もそうだと思うけど、集客ができない。
我が町は市内の施設が世界遺産に登録されたこともあって集客増が期待されたものの、
残念ながら宿泊者は微減という結果を受けて、
伊豆の国市は腰を上げた。
第4回を数えた会合は早くも行き詰っている。
これまで何十年も集客努力を続けてきていっこうに伸びるどころか減少する。
それだけ、この時代の情報発信の難しさを物語っている。
原因の一つには、
「自分が売りたいモノ」視点で情報発信をしてしまう
ということがあると思う。
郷土愛
とても大切なことだが、僕たちが愛している想いとは裏腹に、
観光客からすれば、
「そんなもん、知ったこっちゃない」
という過酷な現実がある。
観光客も消費者も、
「欲しいものがほしい」
というだけであって、僕たちの郷土に寄せる拘りなど、ほしくない。
今日の議論の仮結論として、
「伊豆でダイエット」
をコンセプトにアクティビティ(ダイエット)をコンテンツとする。
ターゲットは、女子。
伊豆の国市には豊富な自然資源があり、
・ジョギング
・カヌー
・トラッキング
・サイクリング
にうってつけなロケーションであり、
(景色は富士山だけじゃなく、本当に美しい)
それを補うように、鉄道や索道(ロープウェイ)などがある。
また、伊豆の山海の幸にはヘルシーな食材も多く、
体を動かしてカロリーを消費した後に温泉とヘルシー食事を楽しむ。
(地域の飲食店や旅館にメニュー作りの協力を仰ぐ)
伊豆の国は今でも芸子さんが活躍をしており、
食事の後には痩せた体に着付け教室と温泉街のぶらり歩き。
痩せた分、伊豆の国市はスイーツで有名な街だから少しだけこっそりと。
行きに駅に着いたときと、帰るとき、体重がどれだけ落ちているか。
そんなことを楽しみの一つとして沿えるような。
そんな旅パッケージが議論された。
肉付けはこれから本格的にしていくが、
地域の様々な業種の人たちが集まって、
できるだけ魅力的な伊豆を発信できるように頭をひねっている。
素人がやっていることだから間違いも多いだろう。
来年のアウトプットを予定して今日から具体的に準備を進めている。
「ダイエットの国伊豆の国」
「スイーツ食べても太らない伊豆の国ツアー」
これから多くの人たちの意見を聞きながらツアーを作りこんでいく。
こうした貢献活動を通して地域が少しでもよくなって、
活力のあるコミュニティが形成されることが、
結果的に生コン産業のサステナビリティにつながっていく。
そんなふうになったらとても理想だと思う。
結果的に僕たちが愛する郷土の魅力が社会に発信されるのんであれば。
宮本充也