長岡生コンクリート
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2017/01/08

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「なんでも相談できる生コン屋」 建築・相談

「なんでも相談できる生コン屋」 建築・相談

生コンクリートのざっくり半分は土木に使われていて、

ざっくりもう半分は、

建築

に使用されている。

一般には土木と建築の違いすらもしかしたら浸透していないかもしれない。

建築とは、人が利用する建物のこと。

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同じコンクリートを使うのだけど配合といって、

全然違う種類の生コンクリートが使われているというのは専門的話。

18-18-25(N)

じゅうはちのじゅうはちのにじゅうごえぬ

と読み、建築でよく使われるベース配合である。

最初の18は呼び強度を表していて、「どんだけかたくなるか」がわかる。

次の18はスランプと呼ばれ、「ながしこみやすさ」柔らかさ(高いほどやわらかい)。

25は骨材の最大寸法つまり、「25㎜以下の大きさ」を表し、

(N)は普通セメントの「ノーマル」を表している。

※土木では18-8-25(BB)などがよく利用されている


生コンの強みだと思うのが、建築にも土木にもいける、という点。

建築現場に出入りする人であり業者でありは、

土木の現場では全く出会うことができない。

生コンだけはいずれの世界にも出入りしていて、

情報の懸け橋

になれる可能性があるのではないかと昔から考えている。


どちらにせよ、生コンサプライヤーとしては、

「お客様の心理」

をある程度理解するために学習する必要がある。

生コンは重要基礎資材であるものの主役というわけではないので、

工事全体における位置づけをきちんと理解し、

バランスの取れた提案ができるように努めておきたい。

という業務上の理由から生コン関係者は忙しい業務の中でも、

資格試験を通して生コンはもちろんのこと、

建築や土木を学んでいる。


当サイト「生コン」は専門家だけではなくて、

広く一般にも生コンを理解していただくことが狙い。

生コンは「すべての建築に必ず利用されている」材料だから、

建築の特定の分野については専門家である。

ただ、通常は一般に小売りする業態ではないため一般との接点はないが、

昨年より注力しているITの影響もあり一般の方からの気軽な問い合わせが増えている。


GNN元気な生コンネットワークでは全国100の前向きな生コン工場が連携している。

もしかしたらあなたの街の生コン屋さんもGNNの仲間かもしれない。

友だちに専門家がいたら頼りにしたいのではないか?

ただ、

友達が生命保険の販売員だったり、

住宅メーカーの営業マンだったりすると、

もちろん頼りになるし色々聞けるかもしれないけれど、

「買わされそう」

とか、

「わがままいえなそう」

ってのも偽らざる本音だったりしないだろうか。

そんな時に生コンの専門家に相談して意見を聞くことができる。


ITが可能にするのはこれまでの流通の脈と別の脈、

B to C 消費者への直接の脈

生コン業にとって建築を学ぶことも大切だけど、

それと同じくらい、消費者→社会の要請を直接知ることも、

今後はさらに大切になっていくはずだ。

専門的知識は社旗的要請にこたえてこそその役割を果たせる。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士