長岡生コンクリート
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2017/04/28

「カネと生コンの共通項」 連携・コスト・事業・ファイナンス

「カネと生コンの共通項」 連携・コスト・事業・ファイナンス

毎年この時期にはこれをやっている。

もう、おそらく10年以上やっている。

決算報告巡回

地元で何らかのかかわりのある金融機関や、

与信調査会社を1日かけて巡回して、

昨年度の決算を報告するという行事。

大切な1日だ。


僕たち会社は毎月決算(月次決算)を行い、

その結果を関係金融機関に毎月郵送している(マンスリーレポート)

ヒト・モノ・カネ・情報

企業活動に必要なファクターのうちの一つ。

カネ

必要な場合に円滑に調達できるように関係各位には適時経営成績を開示し、

普及不測の事態に備えるようにしている。


生コンが地域に無くてはならない重要基礎資材であるのと同じように、

カネは経済が発展するのに絶対必要不可欠なリソース。

考えてみると地域経済と銀行との関係性は、

生コンと地域経済のそれと非常に似ているようだ。

というのも、

カネが止まると地域経済が止まる。

それと同じように、

生コンが止まると地域経済が止まる。

3.11や熊本の例を引くまでもなく、

復興・経済発展における生コン供給の果たす役割は大きい。

銀行が経営難でふらふらしているようでは地域経済が危ういのと同じく、

生コン工場の経営が脆弱なようでは地域経済の発展はあり得ない。

そういう意味で改めて生コン経営に関する責任を新たにすることができた。

「カネと生コンの共通項」

ということに考えを巡らせてみた。


僕たち生コン業界を取り巻く環境、

長期低迷を続ける建設関連産業だろうとなかろうと、

水の次に流通する材料の担い手生コン業は、

いついかなる時にも安定的に生コンクリートを地域経済に供給する義務がある。

その意味で健全経営は第1の要求事項となる。


生コン製造業

成長は見込めないとしても、

ありとあらゆる手段を講じて、

健全経営

を守らなければならない。

僕たちが操業する伊豆地域に関していえば、

今後数年内に大地震が発生するといわれている。

僕が住む僕が愛する地域が被害を受けたときに、

僕たちが経営危機に陥って何もできない

故郷伊豆地域に何の貢献もできない

悪夢みたいな話だ。


そんなことに陥らないためにも。

貴重な経営資源を提供いただける金融機関との良好な関係維持は、

・BCP(Business Continuing Program)

・事業継続性

ファイナンスは、非常に重要なテーマとなる。


ファイナンス。

GNN元気な生コンネットワークで共有されているような、

・コスト削減

・事業創造

と並んで非常に大切な企業活動の一つ。


どうしても、中小企業は大資本に比べると、不利な条件に甘んじてしまいがち。

これまで成功してきたように、

・コスト削減(スケールメリット)

・事業創造(新規事業共有)

と並んで、

・ファイナンス(GNN連携による資金調達)

そんなことができるのではないか。

現時点では荒唐無稽な話になってしまうけれど。

頭の片隅に置いて検討すべきテーマのような気もする。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士