2017/05/06
「三田のガウディに会ってきた」 打ち放し
もはや、言葉はいらないだろう。
三田のガウディに会ってきた。
お誘いいただいたセメント新聞社の猪熊夏子さん、
そして、ご縁をご提供いただいた建築家の柴田木綿子(ゆうこ)さん、
また、お忙しい中見学にお時間を割いていただきました、
三田のガウディこと、岡啓輔さん。
この度は誠に素晴らしい機会に恵まれることができました。
生コン人生17年目ですが節目となる素晴らしい機会でした。
言葉で語ることなら誰でもできます。
実際に一等地三田にこんなとんでもない建築を建てている。
言葉にならない感動でした。
尚、岡啓輔さんはワークショップや講演等の活動に積極的に対応されているそうです。
ぜひ、この21世紀の傑物にお会いする機会を作られたらよいと思います
この建物は長期間の岡さんを取り巻く素晴らしい人たちとの経験が、
そのまま形になったようなとても素晴らしい作品です。
懸念されていた撤去も曳家ということで保存されることになったそうです。
それでは、余計な言葉はこのくらいにして後は写真集。
南側からの外観
錆汁もこう見ると美しい
内部には水セメント比35%で作られた作品。
(※ネット販売送料込みで10,000円)
僕以外の3名様お買い上げ。
写真は猪熊夏子さん。
200年後解体しようとする業者に襲い掛かるであろう石(岡氏談)
コンクリートが固すぎて(およそ80N)はつるのに1週間かかったそうだ。
どうやってつくったかお分かりだろうか。
すごい迫力のある飾りだった。
僕的にはこの型枠超いかしてると思う。
内装素晴らしい。
打ち放しコンクリートで行くそうだ。
岡さんのズボン超おしゃれ。
最上階(真ん中は建築家の柴田氏)。
この上に屋上ができて完成とのこと。
コンクリートを志す一人として同世代に岡さんのような方がいて、
そしてこの時代そんな人と気軽に会えてしまうこと。
心から幸運に思う。
引き続きこのご縁が関係者全員にとって素晴らしい価値あるものになるよう。
コンクリート関係者の一人として努力していきたいと思う。