2017/06/11
「ちゃんと頂上まで走ることができた」
上智大学に入りました。
とてもうれしいです。
ちゃんと、試験を受けました。
難しかったです。
というわけで、生コンブログの始まりである。
今朝は寝坊した。
GNN長野に集中していたこともあるし、
久しぶりの車で長距離移動で体力も消耗したのもあり、
目が覚めたのは朝の7:30だった。
慌てて外に飛び出して5㎞ランニングをした。
体とは正直である。
試験当日だろうとなんだろうととにかく走りたい。
時間を計算できないほどてんぱってたのかもしれない。
上智大学が試験会場でありすでに試験についての説明が始まっていて、
扉を開けた僕の方を受験者全員が注目した。
「負けねえよ」
何かわからんが闘志がわきました。
昨年の1級土木施工管理技士に引き続いて今年は、
1級建築施工管理技士
生コンのお客様は大別して土木と建築(とその他)、
だから建築の施工をしている人の心理を理解するきっかけとして、
建築施工管理技士の受験を決めた。
今日は学科の試験日で午前中の部が終わった。
土木と建築の施工管理技士を両方受けてみてわかったこと。
それは、
建築施工の出題範囲は非常に広く薄くて理解するのが難しい
ということである。
土木の場合なんというか根本原理や原則を学ばせる感じに比べて、
建築の場合は仕上げなどディテールについての知識量を問う問題となっている。
この手の資格試験は非常につらい。
「興味がないことを記憶する」
というのはとても困難を伴うものであり、
テキストを5周繰り返し読んでも頭に入っていない内容があったほどだ。
話題がそれるが、
興味のあることは頭に簡単に入ってくるのに、
例えば建築施工の出題範囲である「屋根の仕様」みたいな話になると、
まるで頭に入ってこない。
5㎝だろうと10㎝だろうとどっちでもいいじゃん
という心づもりでいるため何度繰り返し読んでも覚えられない。
(そして今日も実際にどっちだっけ?という出題が多々あった)
コンクリートやセメントに関する問題などに関しては、
「この出題の意図はわからない。もっとこうしたほうがいい」
などと頭の中で偉そうに意見しながら回答をしたりなどしている。
これを仕事に置き換えた場合、
「好きを仕事にするべき」
と本当に思う。
例えば会社に勤めている人にも同じことが言えると思う。
鉛筆を持つのが得意な人にトンカチを持たせる
これは組織と個人双方にとって不幸となる。
最近の若者は上司や目上の人のいうことを聞かない
そのように言われているようだが(おそらくいつの時代も言われていると思う)、
僕は素直に言うことに従わないほうが人間として普通
だと思う。
素直に人の意見を疑うことなく聞いていたらそれこそ、
危ない新興宗教や自己啓発セミナーにはまって人生を落としてしまう。
ただし、
自分の意見をきちんと持つためにも必要最低限の知識は必要となる。
そのためには人の意見に耳を傾けたり、
本を読んだり雑誌を定期購読したり、
例えば資格試験のような学習を通して学ぶ以外方法はない。
まあ、簡単に言うと、いつの時代も努力は欠かせないということなんだろう。
ぐだぐだと自分の意見を書いてしまったが、
2時から午後の部が始まる。
・施工管理法
・法規
が出題範囲となっている。
法規や施工管理法は土木と通じるところがあるため学習は楽だった。
おそらくパスできるだろう。
愚痴めいたことを書いたが、
午前の部
・建築学等
・躯体施工
・仕上げ施工
に関しても80%は正解できていると思う。
60%が合格ラインといわれているそうなので、
学科はおそらくパスできると信じている。
ランニングもそうだ。
資格試験なんかも実にわかりやすい。
毎日自分との約束を果たす(私的成功;7つの習慣)
というのはとても地道で地味なことだ。
例えば1年前にとてもつらくて走って登れなかった長野の坂道。
この1年間毎日5㎞ずつ走った。
そしたら辛いはつらかったけどちゃんと頂上まで走ることができた。
(炭平コーポレーション鷲澤社長、NIKKO宮原さんと3人で走破。下の写真は善光寺)
走り切った後の爽快感は無上のものだ。
これに近い感覚はきっと誰しも経験があるはずだ。
走り始め、勉強し始め、
0 → 1
が最もつらい。
眠いとか飲みすぎたとかやらない理由がどっさり降ってくる。
ただ、走り始めてしまったら、それは習慣になっていく。
余り負荷がかからず続いていく。
途中でやめない限りそれは一歩一歩確実に自分自身を変えていく。
1日単位では成果は生まれない。
ただ、1年とか3年とか経過して振り返ってみると、
確実に変わった自分自身を知ることができる。
自分との約束が果たせない者が、
どうやった他人との約束を果たせるだろう。
なぜか、試験日には体調を崩す傾向にある。
コンクリート主任技士などインフルエンザど真ん中で受験した。
今日は咳が止まらない。
それでもきちんとなんとかからがら試験会場に到着して、
試験を受けることができた。
他人との約束を果たす。
その連続が社会を作っていくのだろう。
GNNで連携する人たち。
生コンピタゴラスイッチをやろう
その約束のもとに集まりやりきった。
大変な重機を長野までみんなで持ち寄る。
お金もらえるわけでもないのに共感をベースに連携する。
やり遂げる。
一人ひとりいろいろな事情を抱えているだろうけれど、
きちんと約束通りに集まって約束通りに実行する。
そして、社会が変わっていく。
良くなっていく。
試験勉強やランニングを通して感じることは概ねそんなことだ。