2017/06/27
「資格試験に頭いいわるいは関係ない」
おはよう。
日本中の生コン工場がそうであるように。
当社長岡生コンクリートも、
朝の挨拶、おはよう。
から1日が始まる。
以前当社職員池上さんがどこぞのセミナーで勉強してきた、
「ワクワク体操」
というのを出荷に際しての朝礼で踊る。
これが、実に恥ずかしい。
池上さんがセミナーから帰ってきて、
「それじゃ、ワクワク体操やりますんで」
言い出したということを風のうわさで聞いた。
ホワイトボードに、
こんな掲示物を発見した時には、
「おおお、いよいよ始まってしまったか」
と内心恐れたことを今も覚えている。
※主犯の池上氏(最近仏さまにますます似てきていらっしゃる)
この、ワクワク体操。
最初は覚悟がいる。
大の大人が、
「わくわくです」「うきうきです」
と言いながら朝っぱらから笑顔で踊るのである。
まじか
という気持ちを抑えながら精一杯踊るしかなかった。
これ、例えば経営者である僕がみんなに強要したとしたら、
きっと見切りをつけて去っていく人も多かろう。
どこの新興宗教ですか?
みたいな話である。
ただ、これを池上さんが社外で学んできたセミナーで「いいと思った」から始める。
会社の雰囲気づくりにいい効果を与える。
そう信じたから始める。
この理由付けには誰もはむかえない。
二日目に池上氏から発せられた言葉は、
「それでは恒例となっていますワクワク体操、いきましょう!」
だったそうだ。
これぞ勢いのなせる業といっていいだろう。
そんな当社長岡生コンの出荷朝礼。
毎朝開催されている。
製造の廣川さんはその業を免れる。
ワクワク体操を笑顔いっぱい踊り終わった後は大きな声で、
「おはようございます!」
に続いて、
Good & New
仕事を始めるにあたって、最近会ったいいことあたらしいこと。
お互いに仕事のことでもプライベートのことでも。
報告しあうことで朝からテンションを上げていこうというもの。
これは、とても気持ちいい。
仕事でしか接点のない会社の仲間たちのプライベートに触れることもそうだけど、
家族や友人などの様子を知ることができる貴重な機会。
僕たちは職員である前に人間であるということを知って、
血の通ったコミュニケーションのきっかけになる。
今朝は柳川工場長から檄が飛んだ。
「今年は絶対コンクリート技士合格してもらいます!」
※昨年は6名挑戦して6名とも沈没、廣川さん以来合格者不在という状況
僕はそれにかぶせてこういわせてもらった。
「資格試験に頭いいわるいは関係ない。職業人として覚悟があるかを問うだけで、職業人として給料を得るのであれば必要最低限の覚悟。ない人間には去っていただいて、ある人間に来てもらうだけ。以上」
厳しい言い方だろうか?
僕たちは生コンを製造して、お客様に販売して、地域社会に存在を認められている。
その僕たちがコンクリート技士、
いいかえれば、
「コンクリートの専門家として貢献する覚悟」
を持つということはあたりまえ。
説教臭いことは言いたくないけど、
その程度(命を懸けろとか言ってるわけじゃない)の覚悟は持ちたい。
そんなわけで、
今朝も普通に長岡生コンの朝は始まる。