長岡生コンクリート
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2017/06/29

「組合のために働け」

「組合のために働け」

誰が一番大切って自分だと思う。

自分大切じゃありません

僕は信用できない。

基本動機付けは「自分の●●のため」だと思う。

・自分が成長したい

・自分がもっと目立ちたい

・自分がもっとよくなりたい

それらが動機付けとなって人は努力するものだと思っている。


だから、僕は会社の人たちにも伝えようとしているのは、

「自分のために仕事をしてほしい」

ということ。


会社のため

組織のため

日本のため


それが美徳だった時代があるのだろうか?


お国のために命をささげる


美徳として語り継いではいけないと思う。

そのような歴史があったことを反省すべきだし、

そのような国の在り方は二度と起こしてはならない。

それは、きっとみんな同じだと思うけれど。


でも、よく聞くワード。

「組織のため」

僕はちっとも美しいとは思わない。

自分に嘘ついちゃだめだ。

そのくらいに思っている。

自分のために生きるべきだ、と。


僕は基本自分のために生きている。


自分がより貢献出来る人間になるために、

成長したいと思っているし、

そのための努力をしたいと思っている。


そうするために、身の回りの人たちに奉仕をしている。


自分が輝くためには身の回りにいる人たちに尽くすしかない。


当たり前の真実だと思う。


これをよくはき違うケースがあると僕は思う。


よく、「組合のために」と僕をいさめる人がいる。

組合のために汗をかけ、と。

組合とは生コン工場が集まって相互扶助をする団体。

ありていに言えば法で許されたカルテルを実施し、

ゼネコンとの価格交渉を有利に行い且つ組合員に均等に生コン受注の機会を提供するため

そのためにある組織。


僕にこういうのだ。

組合のために働け、と。

組合は業界秩序なのだから、組合のために汗をかけ。

それが、生コン工場経営者としての理想的なあり方だ、と。


冒頭の例に戻りたい。

僕は自分のためにしか頑張れない。

決して組合を否定したり組合の活動を妨げようなんて思っていない。

ただ単に僕の視界に入っているだけで、

組合という存在・言葉自体に何のわだかまりも思いもない。

僕が良くなりたい。

それだけだ。


僕が良くなるためには、

僕に仕事という貴重な機会を提供してくれる存在、

長岡生コンという生コン工場が良くならなくてはならない。

だから、長岡生コンのために僕は奉仕する。

長岡生コンが良くなるためには、

長岡さくら工場といって10年以上前から続く、

ジョイントベンチャーが良くならなければならない。

そして、この長岡さくらがよくなるためには、

地域の生コン市場(主に田方地区)がより豊かなものにならなければならない。

そのためには、組合が豊かでなければならない

組合が実りのあるものでなければならない。


プロセスは異なるけれど、

僕は組合が実りあるものであるために努力すべきだとこう考えている。

結論は同じなのだ。


たまにいわれることがある。

「宮本さんは既存秩序(組合とか)を破壊したいの?」

そんな大それた風に思っていただけるなんてとても光栄なことだが、

まったくそんなことは思っていないし興味はない。

僕はただ中小企業のせがれとして生を受けた自分の人生で、

自分が自分の人生の中で最も貢献できる分野を見つけ出して、

それに心血を注げるような人生を生きること以外に興味がない。


組合のために働け

僕は、僕のために働く。


よく、僕の立ち居振る舞いがアンチ組合に映る、といわれる。


僕には人の目に僕がどのように映るかなどコントロールできないし、

コントロールすることに興味がない。

僕は僕だ。

僕は他人の人生を生きることができないから、

僕の人生を生きるしかない。

だから、他人にどのようにみられているか気にするほど暇ではない。


僕が良くなるために、

僕が身を寄せている生コン業界が良くなるために、

ただ働くだけ。

みんなそうではないのだろうか?

はなはだ疑問に思わないでもない。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士