長岡生コンクリート
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2017/07/26

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「組合が」 生コン・業界・組合

「組合が」 生コン・業界・組合

本日は静岡市内にビジネスパートナーの野村勝也さんと同行している。

勝也さんは静岡伊豆地域を代表する建材商社、

野村商店

の若き代表取締役。

学校を卒業されてからこちら建材商社~生コン業に従事されており、

当社長岡生コンとは足掛け13年の長岡・さくらジョイントベンチャー、

大切なビジネスパートナーとなっている。

そんな勝也さんとはこのところ主に県内の主要な人物や企業に、

二人で同行し表敬訪問をして今後の静岡を中心とした業界の行く末に関して、

意見交換を定期的にするようにしている。


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打ち合わせ後オムライスレストランでランチ。

この関係性がもし男女だとしたら。

それは、その、相当親密な関係となっていただろう。

男女の関係でなくてよかった。


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伝票に裏書された、

「ご来店ありがとうございます!!お客様のお声をお聞かせください♡」

のメッセージとイラスト。

手書きである。


ちょうどこのレストランに入る前に業界について二人で語り合った。


僕たち生コン業。

どうしても、主語が、

「組合が」

になってしまいがち。

常に組合を主においてしまうがため、

組合員・員外社

という二者択一の限定的な自由度の低い発想に陥ってしまう。

これは生コンに特に特徴的な現象なのではないか?


商売、ビジネス、社会貢献の本質。

「顧客が」

つまり、その先にある「社会が」が主であるべきのは疑いの余地がない。

であるにもかかわらず、

僕たち生コン業は常に、

「組合が」

ゼネコンに対しても、

「組合が」

商社に対しても、

「組合が」

70年を数える生コン業を秩序立てているのは紛れもない、

組合だ。

ただ、組合はあくまで手段であって目的ではない。


「顧客が」

が主語であるべきは生コンも例外ではない。


そんな議論を道中しながらも、

たまたま見つけて入ったレストランで勝也さんが、

好例のスナップ写真と共に収めたこの言葉。


「ご来店ありがとうございます!!お客様のお声をお聞かせください♡」


僕たち生コンはこの言葉を顧客にいつも感じているだろうか。

感謝して生コンをお届けしているだろうか。

組合で、

「ワリケツよこせ!お前の工場出しすぎだぞ!」

と他社を恫喝したりしていないだろうか?

顧客の方を向いているだろうか?


もちろん大切な組合。

その適正な運用は僕としても優先順位を高くしている。

そのうえで僕たちが前提に置かなければならない事。

それは、

「顧客が」

という主語を常に頭の中に置き続けておかねばならないだろう。

それが社会の一構成要因として生コンが求められる姿だと思う。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士