2017/07/27
「いつもありがとうございます」
身近な人とのコミュニケーションどんなだろうか?
例えば会社の同僚。
一言一言に意識をもって意思疎通を図っているだろうか。
所詮組織運営は意思疎通の集積が形になるだけ。
それらが成果をあげるだけ。
そのように考えると、
ふとした心無い一言が人を傷つけたり、
逆に動機づけしたりするのがコミュニケーション。
だから、とても大切にしたいものだ。
当社長岡生コンでは半期に1度社員面談を習慣としている。
半期(当社の場合は2月1日が事業年度開始)を振り返って、
自分自身が立てた目標に対してどうだったか?
まず、自分自身の半期をに対してのレビューをしてもらう。
達成度合いに応じて会社組織として個人に提供できる協力や、
または高すぎた目標であるならば少し難易度をさげたりとか。
また、組織図(画面)を眺めながら個人が配置されているセクションと、
自分自身が本当にやりたいことに齟齬やかい離がないか。
丹念にお一人お一人から聞き出す。
当社の人事考課(査定)はまず自分自身の目標に対しての自己評価から始まる。
その自己評価を1次評価として、
部門管理者の評価、そして、僕を含めた管理者全体の評価。
3つの評価を個人目標と規程に照らし合わせて行うようにしている。
これは、尊敬する安本隆晴先生の未来経営塾で学んだ、
「MBO Management By Object」
をそっくりそのまま導入して当社なりにアレンジしたもの。
僕もそうだけど、
誰かに強いられてやる仕事の生産性は低い。
人は自立した存在であるべきだから。
自分自身で動機付けすべきだと思う。
どこまで行っても納得できない仕事には身が入らないものだ。
そして、管理者全体からの評価。
これはとても責任の重い業務だと自覚して行っている。
好きとか嫌いとかではなくて、
きちんと社会にとって貢献しているか。
公正なものさしで評価をしなければ組織にとって不利益となる。
そのため、客観的・冷静な視点で個人の成果を社会に代わって評価する。
日頃思っていることだけれど、
苦手をカイゼンする必要は僕はないと思う。
苦手は誰か得意な人に任せちゃえばいいのだと思う。
走るのが得意で水泳が金づちの人を無理やり泳がせることの無意味さ。
ならば、好きだし特異な走ることに集中してもらいたい。
それは僕が日ごろ感じている信念だ。
そして、僕自身、自分の好きなことに没頭したい。
僕にできないことを能力の高い会社の仲間に代行してもらいたい。
それが組織だと信じている。
そんなことは半期に1度の社員面談の中ではなくて、
本来は普段の何気ないコミュニケーションの中で動機付けしたいものだ。
ただ、けじめとして半期を終えて、
会社と個人の成績を振り返り、
次の半期への目標設定を確認し会社の方向性を共有する。
とても大切な時間だ。
一人ひとりに会社で過ごすのと同じくらい私生活がある。
会社で楽しく仕事をすることも大切だけど、
それと同じくらいに私生活は大切。
組織は私生活を実らせるための手段といってもいい。
だから、会社で一緒にはたらくみんなには、
これからも充実したプライベートを過ごしてもらいたい。
一人ひとりとお話をして改めて感じた僕の気持ちだ。
普段なかなか伝えられないけれど、
日頃いつも感じています。
いつもありがとうございます。