2016/02/11
「人のご縁」
僕の会社は50歳を迎えます。
僕は37歳。
生まれる13年前から生コンクリートを作っている。
毎日の仕事の中では、まったく意識しませんが、現実はそうゆうことです。
気づかされたきっかけは、中川さんという方が今月で退職をすること。
なんと、40年もこの会社に勤めていたというではないですか。
配車係といって、お客様から寄せられる膨大な注文を処理する大切な仕事。
寿司屋の板前のように「アドリブ」が求められる役割。
上手におあいそを言って、お客様の気持ちを和ませたり。
多くの個性のドライバーさんたちのご機嫌をとったり。
求められる役割は非常に多くまたレベルも高い。
さらには、地元の道のことをよく知っていなくてはならない。
中川さんが、今月末でやめる。
65才を迎え、一息つきたいとのことでした。
僕は37歳で、あと28年で中川さんと同じ年齢を迎えます。
今の僕にはまだ中川さんの気持ちがわからないし、わかったなんていったらうそになります。
ただ、日ごろ当たり前にいる僕たちは確実に年を取っていく。
会社は、年をとっても、そんな生身の僕たちを守る場所でなくてはならない。
僕の職歴は15年を迎えます。
鼻が伸びるときも挫折するときもありますが。
たった、15年。
日頃周りにいる人達は会社だけでなくても、その存在がとても貴重。
そして、僕たちの役割は「生コンを練ってお届けすること」
中川さんの功績に感謝するとともに、つなぐ役割を僕たちは永遠に誓わないとなりません。
これからもNRは生コンを練ってお届けし続けることで、みなさんのお役に立ちたいと思います。
宮本充也