2017/08/01
「にゃんた ミツワ」 山形・生コン・業界
コンクリート技士・主任技士。
資格更新の講習会というのがあって、
今は山形から東京に向かうつばさ号に揺られている。
(※みつわ生コン多田さん作)
昨日訪ねた山形の生コンの星、みつわ生コン。
遊び心って大切だなあと思う。
生コン女子であり且つみつわのアイドルみゆきちゃんに駅まで迎えに来てもらい、
(写真は載せない。ミス生コンに会いに山形へ行こう)
みつわ生コンに到着や否や構内で作業する山川工場長と雑談。
花壇を作っていたのだった。
骨材が丸みを帯びているのは、
残コンをIWAシステムで造粒させたもの。
その粗骨材のみをつかってポーラスコンクリートを作る。
底が密閉されていても壁から水が抜けていく構造。
さらには土に保水力を与えるためにIWAシステムの高分子を配合。
忙しい仕事の合間にもユーモアを忘れないみつわ魂を見た気がする。
目的を忘れみつわを楽しんでしまうところだった。
(みつわニューフェース澤野さんによるFB投稿)
今回の旅の目的は、
9月29~30日開催予定
GNNワークショップ in 山形・みつわ
の事前打ち合わせ。
ご当地組合に所属をせず、
長年にわたり山形県唯一の無頼を貫き、
「チョモランマ」
とまで言われた残コン・生コンスラッジを見事解決。
「猫の手貸し隊」
というゆるきゃらに象徴されるように、
「徹底した顧客主義」
を赤塚社長をリーダーに継続している。
継続的に成果を生み出し続ける秘訣は一体なにか?
また、県内生コン従事者の平均年齢に比べて、
ぶっちぎりに若いスタッフ(組織としての新陳代謝がきちんと行われている)。
その、人材確保・人材育成の理念とはなにか?
前回金沢からワークショップはメンバーを限定せず、
GNNメンバーへ希望により公開としている。
昨日も廣藤さん(横浜東伸コーポレーション)、武南さん(岡山白石建設)と話していて思ったこと。
みつわ生コンの皆さんと交流していて感じたこと。
個別の生コン工場で運用されているノウハウはとても素晴らしいものであるのにもかかわらず、それらは門外不出である場合が多い。それは生コン産業の特性「1.5時間の壁」にさえぎられているところが大きい。情熱や努力があるのになかなか浮かばれない。ちょっとしたノウハウ、転ばぬ先の杖さえあれば解決できるのに、知らないというだけで苦しんでいる生コン工場が多い
GNN元気な生コンネットワーク。
人によりいろいろな解釈があると思う。
ただ、最大の価値の一つに、
全国に眠るノウハウの流動性を高めることにより不当に不幸な生コン工場をなくす
ということがあると思う。
山形、みつわ。
敢えて言葉にすれば、
「泣く子も黙る、バリバリのアウト工場」
敢えてこういった表現をさせてもらいたい。
アウトだからといって一切隠さない。
堂々としている。
なぜか?
顧客の方を向いているから。
顧客のことを真剣に考えているから。
誇れる仕事をしているから。
僕はそう思う。
本来は、アウトとか組合員とか関係ないんだけどね。
ただ、生コンがあって、それを必要とする顧客がいる。
たったそれだけのことなのに。
世の中は単純なことをやけに複雑にしてしまう。
なーんて。