長岡生コンクリート
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2017/08/14

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「答えはブログで」 中小企業・連携

「答えはブログで」 中小企業・連携

IT変化のスピードは著しい。

最近は仕事におけるE-mailの優先順位が低くなってきている。

もはや日報の存在感も希薄だ。

SNSやグループチャット(メッセンジャーやLINE)、

Googleサービス群(スプレッドシート等)。

コミュニケーションは自動的に保存される。

業務がそのまま記録される。

後ですぐに検索することができる。

非常に便利になってしまったものだ。

さらにもう一歩踏み込みたいと思う。


このところの僕の仕事(特にデスクワーク)は、

ブログ

で片付いてしまっている。

・何か案内を作成してほしい

・企画を立案してほしい

・製品提案をしてほしい

・プレゼンを作ってほしい

・会社の制度を新しく設定してほしい

お客様や社内から寄せられる多くの要望。

それらすべてはこれまでいちいち作るべきものだった。

このところその作業がすべてブログのネタと化している

ブログを作成して社内グループチャットで共有したり、

お客様にmail添付してお送りしたりなどしている。

非常に無駄がないのだ。


業務のための業務。

日報作成が代表例だ。

日報を作っているその時間は全く何も生産していない。

ITの現代活動をITベースで行えばそれらはすべて自動的に保存される。

最近社内のMTGなどはFacebookの履歴を確認するくらいになっている。

日報など見ることがない。

一発検索で過去の活動履歴がたどれるのである。

スピードは今後さらに加速するだろう。


日頃から考えていること。

大企業に比べて中小企業が秀でていることは少ない。

その数少ない秀でていることの中で、

「スピード」

が俄然光っていると思う。

大企業の意思決定はどうしても遅くなる。

中小企業が市場経済の中で大企業に伍していくためにはこの、

「スピード」

をとことん磨き込んでいく必要があると常々感じる。


意思決定も早ければ、

間違っていればその軌道修正も速い、

撤退も速いし、

実行も速い。

そんなあり方が求められているのだと思う。


大企業が大型船とするならば、

中小企業は小型ボート。

好きなところにすぐに駆けつけて成果を上げることができる。

あそこに魚群(チャンス)があるそうだ。

すぐに駆けつけることができる。

大企業が意思決定に時間をかけているその時間に、

すぐにその市場にありつくことができる。


情報に関してチャンスは現代平等となっている。

IT(流動性の向上)が平等をもたらした。

情報において平等な時代というのは過去の長い歴史の中でなかったことだと思う。

情報格差がすなわち大企業と中小企業の差だったわけだから。

情報格差がなくなった現代。

中小企業と大企業を隔てる要因は過去の蓄積だけでしかない。

情熱と行動力、そしてスピードを生かせば充分輝ける市場環境といえる。


やるべきことを決める。

そのテーマにとことん向き合って、

心底ほれ込んでいるテーマであれば、

後は一点集中で全リソースを注力する。

誰よりも速く、

熱心に実行する。

とことん貫く。


これから僕たち中小企業はきっと素晴らしい幸福を手にするだろう。

大企業が膨大な稟議や調整に追われている一方、

僕たちは好きなことにとことん熱中することができるのだ。


「○○ってどういう意味ですか?教えてもらえませんか?」

「答えはブログで書いてから回答します」


1 to 1のコミュニケーションに終わらず、

同じような課題や困ったを抱えている全ての人に、

ブログやITツールはソリューションを届けることができる。

1 to ALL


「答えはブログで」


昔書いていた日報はすべてやめてしまった。

業務のための業務はすべてきれいさっぱりやめてしまった。

不安がないわけではない。

日頃何をしているかといえば、

利害関係人との面談(意思決定や合意形成など)またはブログとランニングと自己啓発だけ

変化の連続で不安定だから不安もないではない。

このワークスタイルは果たして正しいのか。

そんなことを考えたりもする。

特に堅い商売とされる生コン業でブログを毎日何本も書いていて、

不安を感じないはずがない。

そんな奴僕だけだからだ(笑)


まあ、ただし、確信もある。

時代が変化した。

既成のルールが壊れようとしている。

大企業は確かに強いけれど、

細分化していくとどうしてもゆるみがある。

個別の局面においては、

覚悟を決めて迅速に動く小型ボートの中小企業の死ぬ気の仕事

にはどうしても勝てない。

これも事実。


そして、そんな小型ボートは小型ボート同士、係留しあうこともできる。

大波が表れたときに小型ボート同士つながっていれば転覆も免れる。


日本の中小企業の象徴。

生コン業。

地域を制限され、

情報を制限される。

そんな小型ボートも互いに係留しあい、

それでいて個別のテーマに情熱を傾けて、

猛スピードで動く。

誰よりも速く。

その集積が社会を変えるのは理屈では通る話だ。

後は、その理屈を実践するだけの話である。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士