2017/08/21
「ありがとう、幸野さん、二見さん。」 セルドロン・ピット・懸濁水・スラッジ・清掃・試験室
これぞ生コンブログである。
あっぱれだ。
予めハードルを上げておこう。
生コンブログの始まりである。
あなたが生コン屋であってもなくとも。
世の中にはきっとこんな場所いくらでもあるだろう。
洗浄水(懸濁水)がたまるピット。
生コン屋には必ずある。
試験室の脇または中に絶対ある。
ここ、掃除したことあるだろうか?
お恥ずかしながら僕にはない。
今日二見さんと同行営業しているときにこの話を聞いた。
試験室あるあるのようだ。
試験室に配置されている長岡生コン若手。
ホープ。
宝。
幸野さんはこのピットのそうじに大変苦労していたそうだ。
写真見ての通りである。
まず、上澄み水を除去する。
できるだけ沈殿したスラッジだけの状態にする。
そして、
ひたすらスコップでかき出す。
とにかくスコップでかき出す。
引き続きかき出す。
スラッジが高含水であるがために、
なかなかはかどらない。
少しずつしかかき出せない。
2時間経っても、
まだ続く。
(幸野さん、本当にありがとう)
そして、まだ残ってるけど、もういいやってことになる。
重労働だ。
試験室職員は本来品質管理が本分である。
ただ、試験室の業務の延長にこの作業がある。
何とかこれを取り除けたら。
ついぞきれいになったピットの底を見ることがない。
生コン屋のあなたは、見たことがあるだろうか?
完全にスラッジが取り除かれたピットの底。
「君はピットの底を見たいか?」
やってみたそうだ。
ご存じセルドロン。
ご存じセルドロンは瞬間吸水材。
こいつがとにかくすごい。
巷で話題になっている。
京都大学との共同研究以降。
結構、キテル。
M1獲ったみたいな。
雨トークで爆笑をさらったような。
スラッジに振りかける。
試験室にあるスコップでかき混ぜる。
すると、この通り。
「スコップが立つくらい固くなる」
そしたら、後は、楽勝だ。
この写真、マジすごくないですか?
僕はかなり感動している。
ピットの底を見たことがありますか?
って話である。
もう、プロならわかると思うけれど、
作業時間が飛躍的に短縮できる。
試験室の貴重な時間を、
より生産性の高い仕事に振り向けることができる。
恐るべしセルドロン。
当社長岡生コンの想いは、
「コンクリートで不幸になる人を0にする」
だったり、
「生コンを使うすべての個人の幸せを最大化する」
だったりする。
だから、
現場からこうした実績報告が寄せられると胸が躍る。
まじ、感動した。
こんな感動が今後も続くよう。
これからもひたすら努力する気になれるね。
ありがとう、幸野さん、二見さん。