2016/02/15
「野菜と生コン」地域への理解
サプライチェーンという言葉。
特に3.11以降一般に意識されるようになりました。
僕の理解では、
相互に関係していないものは世の中にない
ということになります。
わかりやすい例は「生態系」
どの生物が欠けても、全体に影響する。
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表題の、野菜と生コンも、そうです。
ここ数か月、長岡生コンには毎朝新鮮な野菜が届いています。
は?
って感じだと思いますが、試みに初めて見ました。
「まずはやってみる」
です。
きっかけは、僕の同級生滝君と、お取引先の土屋さんと会話しているとき。
「生コン屋の前に無人野菜スタンドあったらどうだろう?」
地元土屋建設さんでは、5年前から農業参入をなさいました。
きっかけは、
田畑を開くことにより、山野に人の手が入り、災害の未然防止を図る
という理念から。
事業所に野菜スタンドを置く利点
1.事業所の方たちの買い物の手間が省ける(特に女性)(福利厚生)
2.近隣住民の方が買いに来てくださることで、コミュニティが生まれる(地域貢献)
3.地域経済への理解
やってみてわかったことは、人と人との交流はボーダレスということ。
情報インフラが整備されたおかげで、遠くの脈絡もない方ともコミュニケーションできた。
いい面もあるけれど、これはもっと地域活動に活用すべきだと思う。
本当に理解し合うべきは、地域にいる人達。
大地震や大災害の時に、やっぱり助け合えるのは、
地域にいる、常に顔を合わせる人たち。
野菜と生コン。
へんてこりんなとりあわせですが、気づかされることが日々多くあります。
宮本充也