2017/09/19
「さあ、才能に目覚めよう」
絵を描くことが好きで上手な人はその才能を伸ばすといい。
思いやり深い人はその思いやりでもっと人を幸せにすればいい。
得意なことってあると思う。
人を喜ばせることとか、
一人になってじっくりと構想をまとめるとか、
寂しくしている人に気づいて声をかけるとか、
いつも明るいだとか。
他の人よりも無意識にできていること。
自分の強み。
これに気付くことがいかに大切なことか。
向いていないことをひたすら努力する。
きれいごとはさておき大抵は馬鹿にされ嗤われる。
「あいつ向いてねーよ(笑)」
生コンブログの始まりである。
生コンという仕事一つとっても内容は多岐にわたる。
弊社の場合外部委託のドライバーさんまで含めると、
大抵事業所には30~40名の人たちが常時業務についている。
その一人ひとりには、
得意なことと苦手なこと
当り前のことだけれど存在する。
例えていうなら、
歌を歌うのが得意な人に絵を描かせてあまりうまく書けないのを叱りつけもっと上手に描くように強いる
そんなことってないだろうか。
本来は一人ひとりの個性や才能に時間をかけて向き合い、
その苦手なことやできないことに目くじらをたてるのではなく、
その人の隠れた個性や才能に光を当て、
伸ばしてもらうように働きかける。
そんなことができたら。
どんなに個人と組織にとって素晴らしいことか。
※当社二見さんが「自分の人生を変えた」というSTRENGTHS FINDER 2.0
絵を描くことが好きで上手な人はその才能を伸ばすといい。
思いやり深い人はその思いやりでもっと人を幸せにすればいい。
生コンという仕事とはいえ、
抽象的に一つ一つを分解していけば、
必ずその人の個性や才能を伸ばすことができると信じている。
これまで長岡生コンを去っていった人。
今も残っている人。
それぞれに個性や才能があって。
経営者が絶対に言ってはいけない言葉。
「あいつ向いてねーよ」
それは経営者としての責任を放棄していることに他ならない。
もし仮に組織からはみ出し者をつくったとしたら。
その顛末には経営者の責任によるところが大きい。
その人が本来配置されるべき人事の責任を放棄しているのだから。
一人ひとりには貴重な個性や才能がある。
誰も疑念の余地がないところ。
それが十分に生かされないのは、
活かされる環境に身を置いていないから。
(またはその環境を見出す努力をしていないから)
当社長岡生コンではこの書籍をまずは幹部研修用に取り上げたいと思う。
積年の僕の考え方、
鉛筆を持つのが得意な人にハンマーを持たせたり、ハンマーをふるうのが得意な人に鉛筆を持たせるような愚を犯してはならない
(これは大先輩の南條さんの言葉)
その思いを明文化したような良書に出会うことができた。
さあ、ここから長岡生コン飛躍的成長を期待している。
その原動力になるのが言うまでもなく、
人
人が輝いてこそそれは成果につながっていく。
少しずつこの輪を広げていき、
当社事業所はもちろんだけど、
当社と取引のあるすべての人たちが、
その才能をいかんなく発揮でいるような。
そんな場を作り上げることができたら。
それこそが目的でそれこそが幸せなんだと思う。
今回は書籍紹介となりました。