2016/02/16
「オルフェウス」指揮者のいないオーケストラ
指揮者のいないオーケストラがあることを知りました。
オルフェウスはとても有名だそうです。
「オルフェウスプロセス」という著作にもないっているほど。
組織に置き換えてみると。
たとえば、会社。
社長がいないってことになります。
リーダーシップを担当する人物がいない組織。
想像してませんでした。
ただ、よくよく考えると、あり得ます。
ものが溢れ、文化的な思考ができるようになった。
情報インフラが整い、自分で価値を発見することができる。
そうなってくれば当然のように、自分自身の向かうべき方向性も、
自分で決めることができる。
誰に強制されるのではなく、
僕はこっちに行きたいので、こっちに行きます。
となる。
これまでの産業構造についても同じです。
以前はリーダー(国家または大資本)が方向を決めてきた。
おまいたち、こっちについてきなさい。
でした。
考えてみると、GNN元気な生コンネットワークの組織体系も、奇しくも同じ。
会長、いません。
組織体系は縦型でありません。
興味関心や志が似たような生コン工場が集まって、
自分たちが関心のある分野・勉強会だけに参加するスタイル。
無理強いもしないし、
いなきゃいないで、それもまたよし。
そんな緩やかな、志中心の組織(組織とすら言わないかもしれません)だから
自然と成果が生まれます。
自分たちがリーダーシップを持っているから、
自然と協調・連携が生まれ、
数多くの問題解決策が生まれました。
誰かに強制されるもの。
どんなに好きになる可能性があっても、
一瞬で白けます。
僕たち、文化的な人間ですから。
自分が主体的にできることをしたい。
GNN元気な生コンネットワーク16回目の定例勉強会。
https://www.genki-namakon.net/topics/
オルフェウスのように、
指揮者がいなくても、
誰もを魅了する、最高のイベントになるはずです。
宮本充也