2017/10/02
「先ずは人としてきちんと向き合おう」
2017年10月2日(月)
本日は定例の野村・長岡合同朝礼の日。
野村商店の野村勝也社長にもお越しいただき、
朝からワクワク体操なる体操をみんなで踊って、
伝達事項などの確認を行う。
野村勝也社長はほとんど僕と同世代の経営者。
(ちょっとお兄さん)
直面する課題や考えていることにはとても共感するところが多い。
今日も朝礼の後の1時間を共に過ごした中で考えさせられたこと。
「仲間とちゃんと向き合っているか?」
とても示唆に富む話だった。
※95周年を迎える野村商店WEBサイト
※野村社長(の似顔絵。とても特徴をつかんでいて親しみが沸く)
社員や仲間に対して雑な向き合い方をしてないか?
仕事だからやって当然だろそんなもん
そのくらいの一方通行で接していないだろうか。
会社は20代そこそこから60代場合によってはそれ以上まで、
幅の広い世代の人たちがともに働いている。
20代の人と70代の人では人生のステージがまるで違う。
完全に理解することなんて難しい。
年齢だけじゃない。
役職によっても境遇や立場は違う。
会社の最終責任をとらなければならない立場の社長と、
昨日今日就職したての二十代のまだ役職を付されていない平社員。
同じ景色が見えているわけがない。
それぞれの人にはそれぞれの環境に応じて、
見えている景色が違う。
そのことを理解せずに会社の方針に従わせようとする。
土台無理な話。
野村社長は一人ひとりに先ずは人としてきちんと向き合おう。
そう考えている経営者だ。
そのため、会社の中にいる人同士ができるだけコミュニケーションを促進するよう、
よく考えられた仕組が構築されているということだった。
もちろんご自身も、
強制ではなく有志らと定期的な語り合う時間を設定しているそうだ。
数字を考えるとどうしても数字につながる緊急性の高い仕事に追われる。
その中で貴重な時間をきちんと確保して、
社員の皆さんと向き合っている社長。
野村商店に勤める皆さんはとても幸せだと思う。
もちろん、ジョイントベンチャーをしている僕たちも。
かく言う僕も。
きちんと会社の仲間と向き合っているだろうか。
一人ひとりに向き合って理解しようと努めているだろうか。
もちろん会社として目標としている成果(数字目標)も大切。
ただ、それを実行に移すのは実際誰なのか?
僕もそのうちの一人だけど、
会社で働いている一人ひとり全員の力の総合計に他ならない。
ならば、そんなみんなと向き合おう。
今朝のミーティングでは改めて大切なことに気づくことができた。
ちょっとした時間に少しでも理解に努める。
仕組みとして自然にコミュニケーションをできる環境を届ける。
生コンだけじゃない。
社会全体どんな職業も、
その積み重ねの上に生産が生み出され、
社会はよくなっていく。
人と真摯に向き合おう。
今日はとても敬虔な気持ちに浸されている月曜日の午前中だ。