2017/11/16
「生コン屋さんとコンプライアンス」
コンプライアンス
よく使うこの言葉。
果たしてどれだけの人が、
「コンプライアンス?かかってこい。完璧」
と自信満々に宣言できるだろう。
コンプライアンス
不本意ながら言葉だけが独り歩きし、
法令順守してなければすなわち賊
のような扱いを受けている。
多くの企業が不正を暴かれ世間を騒がしている陰で、
計り知れない多くの人たちが次は俺かとビビっているのではないだろうか。
物事のとらえようによっちゃ誰しもが糾弾されてしまう場合がある。
特に歪みに歪み倒した規制の元操業している僕たち生コン業なんかは、
捉え方によればアンコンプライアンスと糾弾されることが多い。
(※一例として残コンなどがあげられる)
そんな、テーマ。
コンプライアンス
誰も堂々と議論をしたがらない。
特に生コンという産業においてはタブーとすら言えるかもしれない。
そんなコンプライアンス。
それが、今回のGNNワークショップのテーマとなっている。
ふりかえってみるとこの3年間。
GNN元気な生コンネットワークの有志10社程度で、
ほぼ毎月集まってはそれぞれ異なるテーマでワークショップを行っている。
今回のテーマはこれまでで最も重いテーマだと思う。
コンプライアンス
なんと今回は弁護士をお招きしての徹底討論。
しかも、会員相互に秘密保持に関する合意をあらかじめ取り付けた上での、
生激論。
その激論に弁護士が法律的な見解を述べる。
ただ単に法律論ではなく、
中小企業モノづくりの先端にいる企業の実態や事例を踏まえたコメントを寄せる。
そんなワークショップとなった。
※GNNワークショップ「コンプライアンス」は11月17日15:00~
なかなか相談しづらいテーマでもある、
生コン屋さんとコンプライアンス
いくら組合員の仲間内とはいえ組合というからをなくせば単なる
競合他社
そんな相手に生々しい話をしようもない。
もし弱みを見せたら底をたたかれてしまうかもしれないからだ。
そしてそこはGNNの強みといえる。
地域枠組みを超えた連携
お互いに弱いところも見せあいそこをどう補完するかを助言しあえる。
強みとその仕組みを見せあいそれを導入することだってできる。
中小企業の連携の在り方。
それがGNN元気な生コンネットワーク。
生コン屋さんとコンプライアンス
今回のテーマはきっと単発では終わらないだろう。
それほどにこのテーマは僕たちにとって重い。
これを扱えるのもGNNの強さだと思う。
互いの信頼関係の深さだと思う。
コンプライアンスという障害を乗り越えていく僕たちは、
さらにさらにこの生コン産業でのびのびと輝きを放つ。
低迷どこ吹く風くらいの躍進を果たす。
僕たちの様な中小企業が、
低迷する市場環境の中で、
主体性をもって成長していく術の一つ、
それが連携、
GNN元気な生コンネットワーク、
僕たちの答えだと思う。