長岡生コンクリート
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2017/11/26

「顧客との接点が最も多い場所」

「顧客との接点が最も多い場所」

来る日も来る日も生コンの運転をしていた。

17年前入植したてのころ。

生コンの基礎は運ぶこと。

リアルな顧客との関係性を構築すること。

1年間ほどみっちり生コンを運んでから、

営業(外部との渉外)や組合活動、

そして新規事業への取り組みと僕のキャリアは移っていった。


定期的に生コンの運転をしたい

このところ切実に感じていたこと。

ドライバーとして1人工になりたい

ということではなくて、

生コンの基礎である当社お客様との接点もそうだし、

実際にお客様と触れている当社ドライバー各位と、

定期的にコミュニケーションをとる時間を確保したい。

その想いからこのところ生コン運転を再開している。


生コンの運転を教えてください

17年近くもブランクがあるわけだから、

ここは謙虚にドライバーさんに運転を教えてもらう。

生コンの積み込み時の注意点、

積み込み後の品質チェックと無線による報告、

現場までの安全運転、

現場についてからの注意事項、

荷下ろし前の攪拌、

荷下ろし後の注意事項、

無線による業務報告、

あれもこれも・・・・。

管理・指導する立場である僕も、

ドライバーさんにみっちり仕込まれた。


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※斎藤さんの愛車21号に乗車させてもらった


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※来る日も来る日も接していたポンプ打設のあの音


ドライバーと管理者の見えない壁

お互いに普通の人たちなのだけれど、

組織というものの中には気づかないうちに壁みたいなものができちゃう。

小さな組織だというのに階層(壁)のようなものが自然とできて、

ちょっとした気づきや想いも風通しよくとおらない。

「これは言わないほうがいいのかな」

みたいな雰囲気ができちゃう。

そんなことに強く気づかされた経験となった。


顧客との接点が最も多い場所

毎日10台以上の生コン車が4回程度現場にお邪魔する。

40回の顧客接点が生み出される。

こう考えると顧客との接点が一番多い場所は、

「ドライバー」

ということになる。

生コンを運びお届けするところが僕たちの顧客との最大の顧客接点。

そこからの声が管理にダイレクトに届かない。

それはとても大きな損失だと思う。

組織図がきちんとできていて、

ルールもきちんとできているのに、

これでは運用がままならないことになる。


非常に反省点の多い生コン乗車だったけど、

実際に顧客と触れている大切な仲間の声をダイレクトに聞いて、

実際にお客様になまこんをお届けして、

17年前とは違う視点でそれらを受け止める。

違う形で組織に仕組みを導入する。

より風通しのいい組織構造を構築する。

生コン工場の業態造りには終わりがないけどやりがいがある。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士