2017/12/02
「知らない土地で掛けで生コン買ってハワイに行こう」
見知らぬ土地の見知らぬ生コン工場から掛け(20日締め翌々10日払い 50日サイト)で生コンを買える
例えば。
群馬のある業者さんが、
千葉県の見知らぬ土地で生コンが必要になる。
これまでの商習慣であれば以下のパターンにはまる。
・地元群馬の生コン屋さん(または流通店)に千葉県で生コンを手配してもらう
・現金で見知らぬ土地の見知らぬ生コン屋さんに注文を入れる
これ以外には考えられない。
今流通に変化が起きようとしている。
モノづくりのラストワンマイルを握る、
小規模建設事業者
専門業は仕事の場所を選べない。
工事の引き合いがあればそこが北海道だろうと、
沖縄だろうと静岡県だろうと、
顧客の求めに応じて出張する。
そして、生コンが必要となる。
見知らぬ土地の見知らぬ生コン工場から掛け(20日締め翌々10日払い 50日サイト)で生コンを買える
そんなサービスが全国でスタートする。
信じられない。
そう思うだろうか?
ただ、当今のアライアンスや金融テクニックを駆使し、
それが実現のものとなった。
知らない土地でも掛けで生コンをその土地の流通価格で購入できるのだ。
アライアンス
ふだんは小規模事業者として、
ゼネコンの二次受け三次受けに甘んじている。
また、偶発的に発生する仕事に対して請け負う。
生コン工場も1.5時間の壁の中で操業している。
地域や枠組みを超えて連携するありかた。
それはいろいろな非常識を当たり前にすることができる。
生コン工場からしてみると、
他所の地域の見知らぬ業者さんに普通は掛けで売ることはできない。
タウンページで調べたのかな。
今はグーグルか。
きっと最寄りの生コン工場に片端から連絡いれてんだろうな。
もちろん普通なら掛け売りなんて絶対むり。
信用取引をするためにはある程度の実績が必要。
だから、こうした偶発的に発生する生コン需要。
こうした業者さんへの生コン出荷。
これらは単なる偶然でしかない。
ただ、それら偶然の生コン需要をすべて脈として捉えられたらどうだろう?
そしてそれら脈に対してきちんと与信を担保し生コンを出荷できたら?
偶発的生コンもまとまればそこそこの数量になる。
これができるようになった。
モノづくりのラストワンマイルを握る僕たち
情報がないだけで弱者、いつまでも底辺。
そんな無体な話はないだろう。
適正価格で生コンを売買したい。
努力がきちんと報われるようにしたい。
そんな意味で、
知らない土地で掛けで生コン買ってハワイに行こう
このサービスは小規模建設事業者の常識を大きく変えることになるだろう。