2017/12/22
「ずっと見守り続けてくれている」

365日
12か月
1日も休まず見守ってくれるもの。
いつも確かにあった。
旧工場ではプラントコントローラの背後に。
365日
12か月
1日も休むことなく僕たちを見守ってくれていた。
ちょっとスピリチュアルなことを書いてしまおう。
相沢さん
長年長岡生コンの屋台骨を支えた人物の一人。
若くから当社長岡生コンに入職。
退職するまでずっと。
「生涯現役」
を標ぼうし、
それこそ死ぬまでやるつもりです。
そんな気合で配車の担当をしていた方。
がらっぱちなところがあってお客様を怒らせたりもしていたけれど、
とにかく若いころから死ぬまで現役を標ぼうし、
風邪でつらいときなんかも、
「ちょっと鼻水が出るくらいでなんてことはないですね」
なんて強がりを言っていて。
最近の若い者はすぐに休むからいけない。
そんな古臭い昭和が服を歩いてたみたいなキャラ。
長岡生コンにその日いた人はみんな知っている。
相沢さんのお通夜から戻ってきて、
相沢さんの功績をみんなで懐かしく思い出し、
事務所のセキュリティをOnにして、
戸締りをしっかりしてそれでは帰ろうという段になって。
セキュリティ警告ランプが消滅しない場所があった。
空調とか調度の位置なんかを確かめても、
なぜかセキュリティ警告ランプが消滅しない。
「そこに人がいる」
センサーはそう示していた。
相沢さんが長年座っていた配車のスペースだった。
結局そのランプは消えず、
その場にいた人たちはそのまま帰途についた。
ちょっとちょっとの話なんであんまりしないけど、
これはその場にいた人たちが経験した本当の本当の話。
長岡生コン52期目を走っています。
最初にいた人はきっと全員鬼籍に入ったことでしょう。
今いる人たちも、
50年後は一体何名生きているか。
会社ってそう考えるとすごいよな。
1日も休むことなく。
12か月、365日。
ずっと見守り続けてくれている神棚。
リニューアルオープンしました。
僕がいなくなってからも、
将来の誰かが来て去ってしまった後も、
きっとこの神棚は未来永劫僕たちを見守ってくれるはず。
僕たち会社に集うみんなを見守ってくれるはず。
会社について、
そんな大切なことを思い出させてくれました。
制作に携わった二見さんと育代さん。
ありがとうございました!
これからも永遠にみんなで、
共に笑ったり怒ったり悔しがったりしましょう。
長岡生コンは未来永劫続きます。