2018/01/17
「長岡生コンは本当に幸せもの」

僕の原点はあくまで生コンの運転手だ。
どんなに高尚なことを生意気にのたまっても、
所詮生コン工場は練って運ぶ仕事。
その基礎に生コンの運転手がある。
しばらく実務から離れてしまってはいたけれど、
このところ月に2回のペースで生コンの運転に携わるようにしている。
改善が生まれるのはあくまで現場にあるから。
だから経営者自身がその現場にいなくてはならない。
そんな強い思いからだ。
※今回配達した現場は古くからの常連さん矢田勝さん、倉庫の土間コンリニューアル工事
「ひさしぶりだね、社長がきたの?」
ご無沙汰な僕に対して変わらず明るい笑顔を寄せていただいた。
駆け出しのころ果たして何回矢田勝さんに生コンをお届けしただろう。
その後も案件受注のたびに必ず当社長岡生コンから生コンをご購入いただいています。
下請け仕事でどこか他の生コンをご購入されたときだって、
どこそこの生コンはああでこうでとその感想をフィードバックしていただける。
そんな素敵なお客様に囲まれた長岡生コンは本当に幸せものだと感じることができる。
改めて生コンへの情熱をもつことができる。
それが、現場。
生コン車の運転手という仕事。
※18年前には見ることのなかった道具で土間コンを施工している様子
※土間コンに先立ち施工されるコンクリートブロックとメッシュ配筋
※ホッパーに生コンを満たしウインチで施工箇所まで運ぶ
定例の生コン運転には気づかされることが多い
僕自身運転に限らず現場に常に足を運ぶようにしている。
会議室や執務室で1日中執務しているなんてことは基本ない。
ただ、生コンの運転には気づかされることが特に多い。
なにをいおうとお客様とぢかに接している場所はここ。
ここにいる人たちが感じていること。
思っていること。
悩んでいること。
よろこんでいること。
そうしたものが生コンという事業を成長させるうえで最も大切な、
コト
現場を見過ごして生み出されたアイディアはどこか軽い。
その現場をぢかに感じ、
産み出されたアイディアはやっぱり自然でうまく運びやすい。
まだまだ18年前の感覚が完璧には戻ってこない。
引き続き現場で多少ご迷惑をおかけすることもあるかもしれない。
ただ、経営者である僕自身が「ここ」にいて、
「ここ」を感じていることがとても大切だと思っている。
強いやりがいを生コンに感じている。