2018/03/18
「一人一人個性があって流儀があるから」
なんといっても現場がいちばん大切。
お客様との接点は現場だし、
僕たちの価値が実際に伝わるのも現場。
当社長岡生コンでは現場調査を至上としている。
現場・現実・現物
管理やQC(技術)や営業は全て、
現場が円滑に進むためのバックアップ機能である。
演劇で言うところの舞台がお客様との接点。
それ以外にお客様から見えるところはない。
だから、現場をとにかく大切にする。
生コン工場での花形は生コンを荷下ろしする現場。
そこはたくさんの工夫やアイディアのヒントの宝庫だ。
※今回お伺いした現場は古くからのお得意様オリモ様。同行した杉山さんのおじさんということでびっくり。また、社長交代で今は息子さんに経営の指揮を譲られたそうです。おめでとうございます!
※ブラシ使いたくなった時にいつでも取り出せるように。ドライバー杉山さん(織茂会長の甥っ子さん)の工夫
※ブレードを洗う時にもすぐに手に取れるように。
※現場で必要になりがちなグッズを常に納めて仕事をしている
まだドライバー経験1年目の杉山さん。
日頃から丁寧で明るい印象の方だと思っていたけれど、
実際に運転に同行させていただいてその並々ならぬ仕事への情熱に打たれました。
現場で感じたこと思っていることをすぐに形にする。
自分で行動に移せるものはさっさと行動に移す。
そのいちいちの工夫はとても素晴らしくて会社全体で取り上げたいと思えるようなものばかり。
ただし杉山さん、
「一人一人個性があって流儀があるから」
と全社的な標準化には慎重な構え。
僕もいつも思う。
何でもかんでも標準化してしまうのはどうなんだろうか。
個性を埋没させるような標準化は楽しい仕事につながらないのではないか。
バランスは難しいけど、
個性あふれる生コン工場はきっと楽しい場所であるに違いない。
生コン工場から現場、そして荷下ろし、帰社、残コン処理、洗車。
一連の流れいちいちに工夫やアイディアのヒントがある。
それを器用に捉えて形にする杉山さん。
今回の乗車も大変勉強になりました。
できるだけガラス張りで風通しのいい工場にしておきたい。
もちろん一人一人役割があって、僕にも僕の役割があるから、
年がら年中生コンの運転や荷下ろしをしているわけにはいかないけれど、
でもできるだけ時間を割いて現場最前線の空気を僕も感じておきたい。
改めて感じた1日だった。
宮本充也