2018/03/19
「祝祭日出荷のお知らせ|生コン屋さんの働き方改革」
生コン屋さんもいよいよ働き方改革します!
・祝祭日生コン出荷します(働きます)
・もちろん休日出勤扱いとして手当てします
・働いた分雨の日にお休みいただきます
年々祝祭日は増えていく。
異常気象なのか雨の日も増えていく。
生コンが雨の日に打てるなら問題ない。
けれど、建設産業長年の歴史の中で、
雨の日は生コン打てない
が常識になっていることは、
土方を殺すにゃ刃物はいらぬ雨の3日もふればいい
という都々逸(どどいつ)が示す通り。
これはIT全盛の現代においても同じこと。
働き方改革
この言葉にそのまま惑わされて、
「それじゃ土日休もう」
安易に土日に限定して休みを取ろうとする向きもあります。
ただし、原則・本質を見つめればこれは間違ったことであることは自明。
例えば当サイトで再三お伝えしてきたように、
「左官屋さんと生コン屋さんの予定がつかずに工程管理が苦労する。やっと調整がついたと思ったら雨」
こんな悩み事は全国共通の生コンあるある。
なのに僕たちが働き方改革の表面的な時流にのって、
「土日休みます」
なんて始めたらどうなることだろうか。
さらには祝祭日が増えている。
とある、10日間の例をあげてみる。
月 火 水 木 金 土 日 月 火 水
雨 雨 晴 雨 晴 休 休 祝 雨 晴
10日間のうちにまともに仕事ができるのは3日のみとなる。
生コン屋である僕たちが暦通りにまともに仕事を休んだら、
そのしわ寄せはもろにお客様にふりかかる。
それだけじゃない。
僕たち生コン屋だって雨の日は出荷ができないわけだから、
その分売り上げが立たないつまりは経営が圧迫される。
4日間もある雨の日に従業員はもうさすがにやることもなく、
暇してぼけーっとしているのにもかかわらずである。
つまり、表面的働き方改革へのフォローはお客様、生コン屋さん双方に不利益をもたらす。
だから、僕たち長岡生コンは働き方を根本的に変えました(働き方改革)。
・祝祭日生コン出荷します(働きます)
・もちろん休日出勤扱いとして手当てします
・働いた分雨の日にお休みいただきます
こうすることで無理なくお客様にとっても「生コンでいいこと」をお届けできると信じています
働き方改革は業界全般にとっていいことでなければならない。
誰かにしわ寄せを寄せる。
誰かが猛烈な残業に苦しんでいる。
誰かが工程管理に苦しんでいる。
知らんぷりして休みを謳歌するようなものは働き方改革にあらず。
いよいよ始まる、働き方改革。
今週3月21日水曜日も張り切って働きます。
おかげさまで多くの方の「いいね!」を頂戴しています。
生コンでいいこと。
コンクリートで不幸になる人を0にする。
生コンポータルの願いです。
宮本充也