2018/04/11
「仕事しなさいよ仕事|生コンのインターネット戦略」
生コンに関する記事を最低1日3本更新。
ほんとに?
驚かれるというよりも、
呆れられる。
「仕事しなさいよ仕事」
2016年3月以前に決意して実行したインターネットの活用。
生コンにインターネットの活用。
そんなの無理。
はたではそう思われていたけれど、
僕たちには確信があった。
それは長野県のとあるお客様。
ある日何にも力を入れていない僕たちのWEBサイトを閲覧して、
透水性コンクリートに関心を寄せてもらった。
「雪かきでこまっていて、砂利を敷いてあるのだけれど舗装にしたい。水で雪を溶かせられると楽だけど舗装だと夜間凍結してしまう。」
そんなご相談だった。
それが数百万円の売り上げとなった。
これが、生コンインターネット戦略のシーズだ。
2016年3月1日から計算して25ヶ月と11日が経過している。
どうせやるなら突き抜けなければならない。
無理と思われているなら、
その無理を無理でなくさせるためには、
突き抜ける必要がある。
ブログを毎日更新するって結構大変。
そんな一般論があるのなら、
毎日最低3本更新してやれ。
そんな動機付けからスタートし、
日曜日も祝祭日も楽しい日も絶望の淵にいる日もせっせと続けた。
一部の人たちは知っている。
このところの生コンポータルのCVが跳ねている。
(※CVとはコンバージョンのことでインターネットサイトを閲覧して実際に問い合わせなど行動に移すこと)
昨日の透水性コンクリートへの問い合わせは10件ほどあった。
1日に10件の問い合わせをいただいた。
明らかに、引火した。
閾値という言葉となるのか。
10年前待てど暮らせど引き合いのなかった製品。
もちろん時の彫琢を経てそれなりの品質は上がっているけれど、
それでもそれ以上の問い合わせを僕たちは経験している。
地方の生コン工場に別の地域の見知らぬ人が問い合わせをしてくる。
待ち焦がれた経験だけど、
実際に起きてみるとまるで夢の中のようだ。
現実味をすこし欠いているようにも感じられる。
石の上にも3年まであと10ヶ月と19日。
今すでに強い手応えを感じている。
今回こうしてインターネット戦略に関して記事を書くのは、
70,000PVという節目を迎えたから。
5月末までには100,000PVを目標としている。
そのための施策もある程度まとまっている。
あとは実行あるのみとなっている。
インターネット戦略はマーケティングの一つと思っている人もいるかもしれない。
事実僕たちも始めた最初はマーケティングとしての役割のみを期待していた。
実際、
知ってもらう
という意味で非常に効果的な手段に成長しつつある。
ただ、このところ感じているのは、
マーケティング以上の効果。
毎日記事を3本更新する。
水滴が長年の繰り返しにより岩盤を穿つかのような。
少しずつこれまでになかった流通脈が生み出される。
僕たちのアクション(インターネット戦略)で、
市場に多少の変化が生まれる。
その変化に対して僕たちもアクションを修正する。
つまり、PDCAサイクルを回すということ。
この連続で会社の組織やマインドが変わっていく。
マーケティングだけというよりも、
組織が変わっていく。
そんな経験を25ヶ月と11日目の長岡生コン(生コンポータル)はしています。
毎日最低3本記事を書く。
はい、はっきりいって辛いです。
けど、まさかの展開にそれ以上に興奮しています。
今までなかった物流や商流が生まれていることに、
強い感動を体験している。
僕たち中小零細企業が、
ありのように小さな僕たちが、
つづける
ということで少しずつ社会が変化していく。
僕はぶっちゃけここにイノベーションの萌芽を見ている。
ブログが読まれているとか読まれていないとか、
もう僕にはそれほど関心がなくなってしまった。
行動に移すことが社会を変えていく。
社会に影響を与えていく。
その事実だけで十分。
そして、これからも記事を最低3本更新していくことになる。
そして社会の反応を捉えて僕たち組織が、
そしてその一部であるWEBサイトが変化し、
さらに社会に影響を与えていくことになる。
生コンのインターネット戦略。
誰にでもある個性。
諦めず、
やってみることが大切。
少しでも多くの仲間がやることで、
本当に大きな変化が到来するはずだ。
宮本充也