2018/05/04
「生コンも土日を休みに!|働き方改革」
「従業員のこと考えてるの?」今年から祝祭日出荷を決めた長岡生コンに寄せられる心配の声。実は、考えているからこその祝祭日出荷。生コン業という特殊な業態とお客様(建設)との関わり。
5月4日(金)GW真っ只中
伊豆で操業する長岡生コンは生コンを出荷している。
世間は働き方改革
土日はおろか金曜日にも「プレミアム」を。
そんな時代に一見逆光するかのように。
僕たち長岡生コンはGW渋滞に紛れながら、
お客様に「生コン」をお届けしている。
これは、お客様にとっても「いいこと」であるだけでなく、
実は僕たち自身にとっても「いいこと」である。
生コン屋さん業態にその理由がある。
毎日今日みたいな快晴だったら問題ない。
「生コンも土日を休みに!」
甘美に聴こえるこうした主張には落とし穴がある。
営業や事務を中心とした仕事であればそれもまたよかろう。
自分の仕事をある程度自分でスケジュールすることができる。
実は僕も好きなときに仕事をして好きな時に休むようにしている。
自分で働き方を決める。
お上や世間が「土日を休みに!」というから土日を休む。
それって、結局何かに縛られているってことでは?
一方、生コン業にとって「雨」という外部要因は残念ながら今のところどうにも対策が取れていない。
(※生コン打設は雨天時には原則できないことになっている)
週の大半が雨に見舞われ、
やっと晴れたその1日に注文が殺到し追われる。
「生コン業あるある」
雨の日は主に生コン業に配置されている人たちはやることが少ない。
決まりとして出勤してはいるものの、
晴れの日ほどの仕事量もない。
「ただ、決まりだから、出勤している」
※伊豆の国市のシンボル「葛城山」もとても美しく眺められる
例えば雨の日などやることが少ない日は休みを主体的にとって、祝祭日お客様が喜んでいただけるのだから仕事(出荷)をして生コンをお届けする。もちろん平日出勤とちがうから手当もきちんとつく
どちらが人間的な働き方だろう?
そもそも、働き方も休み方も自分で決めたい。
そうでしょ?
ちなみに僕は午後はすでにお気に入りの温泉施設でこうしてコーヒー飲みながらブログ書いててこの後は温泉だ。
働きたい時に働き、
休みたい時に休む。
僕だけじゃない。
会社の仲間にもこうした働き方をしてもらいたい。
そしてそれはきちんとお客様に「いいこと」をお届けできてこそ成り立つ。
こちらの都合だけで土日を休んで、
雨の日はお客様が仕事できないから「待ち」が発生して、
やっと出荷できる晴れ間には注文が殺到してご迷惑をおかけする。
そんなの、働き方改革かな?
僕たちは今後もお客様のご要望に応じて祝日出荷いたします。
生コンでいいこと
お届けしたいと思います。
まだまだ板についていないこの取り組みに、
お客様のご不満を与えてしまう場合もあります。
そうしたいちいちにきちんと向き合って。
生コン工場としてちゃんと成長して、
お客様の成長のお手伝いができるようになりたい。
宮本充也