2018/06/18
「誰々しかできない仕事|生コン工場」
生コン工場にこそ大切なジョブローテーション。「誰それがいなければできません」中小企業にこそはびこる属人性を打破すべく、クリエイティブで誇りある仕事を実現するために、長岡生コン(生コンポータル運営)みんながなんでもできる工場を目指しています。
進むジョブローテーション
※愚姉育代が挑戦するスランプ試験
※普段構内全般を管理する仕事をしている遠藤さんも
組織の中に「誰々さんしかできない仕事」があるのは健全ではない。
仮にその誰々さんがいなくなってしまったら、
その組織は果たすべき役割を全うすることができないからだ。
そんな考え方の元当社ではジョブローテーションを推進している。
究極は「みんなが生コンを練って運んで試験できる」組織。
そんなあり方を目指している。
そうしておけば個人と組織の関係性は健全になる。
業務や作業が標準化されておけばそれだけ、
「その人だけの貢献」
という本来のクリエイティブな仕事に人は集中できる。
「会社のために」はもう古い?
お国のために、とか、会社のためにとか。
個人を殺して全体のために貢献する。
そんなあり方はもう古い。
今の時代自分の都合で休みを取りたい。
仮に、
「自分しかできない仕事(作業)が組織の中にあったとしたら」
自分の都合で休みを取ることもままならない。
自分がいないと会社は回らない
一見誇らしいようにも見えるかもしれないが、
実は「ほこり」ではなく「傲慢」であり、
その傲慢のせいで結果的にその個人は組織に絡め取られてしまう。
自分の都合ではなく組織の都合で自分を殺す自体に発展する。
だから「祝祭日も営業してます」
多くの方々から指摘された、
「おたく人使い荒いね。働かせすぎでしょ?」
というご指摘。
一般的にはそう映るのかもしれない。
しかし実際働いている僕たちにとっては、
「全然ちゃんと休んでます」
というのが実態だ。
逆に、「誰々しかできない仕事」を組織の中に残しておく方が、
結果的に人使いが荒く働かせ過ぎの組織になる。
思い当たる組織はないだろうか?
ジョブローテーションが進み、
「誰々しかできない仕事」
が消滅することで、
休みたいときに休める組織が成立する。
つまり、働きたいときに働ける組織、ということ。
お客さんがその日その時(祝祭日とか夜間)生コンが取れなくて困っている。
その時、普通の人間だったらどうするだろう?
手を差し伸べたくならないだろうか?
それを、「組織のルール」を盾にして「やりません」ということが働き方改革?
本来の働き方は、
働きたいときに働き、休みたいときに休む。
人として当たり前の豊かな暮らしを送る。
だから、僕たちはお客様のために。
ジョブローテーションを推進しています。
(※姉妹工場白石建設(岡山)にたぶんに影響を受けました)
生コンでいいこと。
宮本充也