2018/06/22
「生コン伝票の電子納品始めます|生コン伝票電子化」
話題となり一進一退している議論「生コン情報電子化」には賛否両論様々にある。そんな議論をよそにとにかく実行。生コンポータル運営長岡生コンクリートでは来月7月より「生コン伝票情報の電子納品」を開始いたします。
生コン伝票の電子納品始めます
許可がいるとかいらないとかの問題じゃない。
生コン伝票の電子化は可能。
やるか、やらないかの問題。
だから、やる。
なぜか?
くだらないペーパー作業につまらない残業。
1時間、2時間。
その時間をお届けすることができれば、
その人は大切な人との貴重な時間を作れるかもしれない。
没頭したい趣味に打ち込めるかもしれない。
なにも考えず流れる雲を眺めていられるかもしれない。
くだらない作業。
なんのことか?
伝票の整理を始めとした各種単純業務。
電子データで納品すれば、
たとえばエクセルへの転記業務は消滅する。
文字通りワンプッシュまたはワンクリックで作業終了。
だから、ぼくたち長岡生コンクリートは、
いいとか悪いとかの問題ではなくて、
やれるからやる。
7月から求めに応じて電子データで伝票情報ほかデータを電子的に納品します。
きっかけは企業間連携
生コン工場だけかと思っていた。
工場長のようなただでさえ時間単価が高い人が伝票の整理に追われる。
「あぁ〜あ、無駄だな」
残コンによる残業もそうだけど、
やっていることそのものに生産性はまるでない。
やること自体は大変な作業なので仕事終わりのビールはうまい。
でも、何も生み出していない。
これは生コン工場だけでなく建設会社にも同様のことがある。
戸田建設の東さんは家事も仕事も両立する建設女子。
「深夜に及ぶ残業に苦しむ夫(現場管理者)を早く家に帰らせてあげたい」
その気持ちを行動に移す。
社内プレゼンで見事パスしてそのプロジェクトはスタートした。
共感する人たち。
「そうそう、無駄な作業で残業ありますよね」
生コン工場の共感。
建設システム(現場管理ソフト大手)の共感。
正治組大矢さん(YDN)の共感。
「じゃあ、うちの現場で一度トライアルしてみましょうよ」
もう、すでに長岡生コンの生コン情報は電子化され出力されるようになっている。
いつでも電子納品が可能なCSVというファイルとして出力されるようになっている。
いつでも、電子納品できる。
土工やプレキャストコンクリートだけじゃない。
生コンもICT
生コンICTの内容は「生コンでいいこと」セミナーで全国で発信している
https://www.nr-mix.co.jp/calendar/index.html/
生コンポータルでは全国主要6都市その他で毎月10回セミナーを開催している。
「生コンはいいこと」
そのことを全国の生コン需要家に伝えるため。
生コンを誇りに感じている僕たちは生コンでいいことを伝えている。
「その気」さえあれば、
生コン工場は伝票情報を電子的に開示できる。
その気さえあれば、
身近なお客様の残業を減らすことができる。
その気さえあれば。
好きで残業やってる人なんていなかろう。
好きな人と時間を過ごしたり。
1人になったりする時間が欲しいはずだ。
「その気」さえあれば。
あなたは、そうすることができる。
生コンでいいこと。
宮本充也