長岡生コンクリート
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2018/07/02

「管理する人される人 どっちになりたい?|長岡生コン」

「管理する人される人 どっちになりたい?|長岡生コン」

月初めはNN(野村マテリアルプロダクツと長岡生コン)の全体朝礼。今回からしゃべる人が一斉に前に並んで、その他の人は聞く側に回るというあり方を一新した。「この組織・事業所の中で個人が変えられないものは何一つありません。強制する人も脅す人もいません。どうぞ進んで変えてください」。



管理する人される人 どっちになりたい?

人は嗤うかもしれない。

そんなの理想論だ、と。

組織というものはきちんとした管理体制が構築されていて、

それはトップマネジメントからシニア、ミドル、などのように、

階層構造がきちんと整備されていて、

下層にいる大勢を少数のスタッフで管理する。

下層から努力して上層に登ってきた人の判断は常に正しい。

それは階層というふるいに負けずに登ってきたわけだから、

それだけその他の人たちに比べて「優れている」という前提。

だから、その優れている人は、「劣っている」人たちを管理して当然。

それが組織運営の鉄のルール。

そのように信じて疑わない人たちからすれば、

「管理する側がいて、管理される(劣っている)人たちがいて当然だろう」

ということになる。

そうなると「管理する側(優れている)になりたい」という風に誰もが思うようになるのかもしれないけれど。

そもそも、管理する、される、という2つの枠組みで人の関係性を捉えられるほど単純なものなのだろうか。

夫婦関係とか、家族関係とか、恋人同士とか、近所づきあい。

すべてが、「管理する」「管理される」という枠組みで定義できる?

そもそも、

どっちになりたい?

ってこと自体がおかしな発想だと信じたい。

だから、今回から朝礼もそんな雰囲気を一掃するため。

喋る人が前に立つ。

それ以外の人が聞く。

というスタイルに変えた。

形からでも意識を変えていくためには必要だと判断したから。

だからそんな朝礼を提案してみた。


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※前で1人自分の思いを喋る充也(野村社長撮影)


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※今度は別の方が喋るのを聞く充也(ちゃんと聞いてます)



一人一人が主体性をもって判断し行動する組織へ

※朝礼の後オイル交換についてドライバー各位に講義する二村さん。


今の時代自分の頭で考えていない人なんているんだろうか?

殿がいて使用人がいる会社。

殿が白といえば自分を殺して白。

それって理想的な組織のありかた?

そうではないなんてこと、誰だって知っている。


もちろん、これまでの商習慣や組織の慣行を前に、

そうした正論が簡単に通るものではないことくらい僕だって知っている。

かといって変化を拒んで今のままでいいのだろうか?

正しい、自分が信条としていること。

そのことを100%突き詰めたい。

そう思うことをとめていいもんか。


一人一人が判断し行動する組織へ。


これまでのパラダイムがなかなか簡単に変化しないかもしれない。

けど、諦めてはならない。

昨日よりもほんの少しでも楽しい仕事。

それを追い求めることに誰の許可もいらないと思う。


生コンでいいこと。


それはそんな組織や仕事のあり方から生まれるものだと信じているから。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士