長岡生コンクリート
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2018/07/11

「金子とスラモルと敬祐」

「金子とスラモルと敬祐」

横浜金子コンクリートといえば高流動埋戻し材「スラモル」を生み出した小型特化の生コン工場。10年前はお互い若手だった彼は6月いよいよ社長として発進。向かう次代は甘くはないが仲間たちが一緒なら怖くない



金子とスラモルと敬祐

横浜市金沢区の金子コンクリート。

専業(セメント資本関係のない)生コン工場としては技術開発「スラモル」や小型力・フットワークで全国に勇名を馳せる。

出会いは10年以上前に遡る。

まだ、当時横浜太平洋に所属していた金子さんに、

「もしかしてスラモルの金子さんですか?」

と尋ねたところなんと本人。

金子というだけで尋ねて見たら偶然のあたり。

爾来同い年の同志として関係を深めている。

金子さんとの歴史はそのままGNNの歴史となる。

GNN元気な生コンネットワークは2011年4月に発足。

(GNN:https://genki-namakon.net/

先の見えない生コン業界に少しでも光を。

ロストジェネレーション世代だからといっていじけない。

連携を通して楽しい物作りを自ら創造しよう。

そんなやりとりを思い出す。

金子コンクリートはまさにそれを具現化する武器をもっている。

スラモルという武器だ。


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※スラモルとは同社の特許製品で、生コン工場の悩み事である「スラッジ」を主原料としている高流動の埋戻し材



スラモルとGNN

発足当時のGNNの磁石だったと言っても過言ではない。

まさに悩める生コン工場の武器となる製品「スラモル」

廃棄すれば膨大なコストとなるスラッジを主原料とし、

特許技術を加味することでできあがる埋戻し材料。

ヒントは従来から流通する流動性埋め戻し材料の市場。


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※埋め戻しても転圧の効かない場所などに有効。転圧不要で1N程度の強度が発現する


天才金子さんの情熱に共感し、

GNNでも多くの工場がスラモルに取り組むようになった。

金子コンクリートが積み重ねてきた20年来のスラモルの経験を、

パテント技術として導入する工場は全国に数知れない。

金子さんが入社する以前より培ってきたその製品を、

事実上全国区にしたのは金子さんの力に他ならない。



さらに10年を臨む

金子と歩んだ10年はスリリングで喜びに満ち溢れていた。

そして、さらに10年。

加速度的に生コン需要は減退していくことだろう。

ますます生コン工場にとってはアゲインストな市場が容易に想像できる。

五輪需要の終焉に人口半減社会への落下。


今日に至るまでも沢山の試練があった。

そして、なんだかんだ、なんとかなってきた。

悲観するのは簡単だけど、

真剣な仕事は周りの共感を呼ぶ。

いつのまにか仲間は近くにいて、

さりげなく手を貸してくれているものだ。


金子の社長就任を祝うという企画に忙しい中10名以上の参加。

わざわざ全国から横浜まで集まる。

金子の人徳だろう。

金子、これまでポンコツポンコツ言いまくってごめんね。

これからの10年間、僕たちは40代、れっきとした大人だね。

もう、不用意にぽんこつなんて言わないように気をつけるね。

これから、10年。

日本が生み出したPONKOTSU金子敬祐と歩む10年。

とても楽しみにしています。

真剣な仕事を通して日本の生コンそして社会に貢献していきたいですね。

社長就任おめでとうございます。

これからもよろしくお願いします。



宮本充也



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※仲間たちとの記念撮影。金子を囲んで

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士