2018/08/31
「国境がバカらしく思える」
韓国に来ている。主な目的は二つ。PURUDI趙さんと共に日本の先端技術を紹介すること。そして、MAPEI東京オフィスの中田さんとMAPEI韓国の面々との交流。出張のたびに思うことだが、国境がバカらしく思える。
https://www.nr-mix.co.jp/new_
韓国出張2つの目的
往復2名のフライト費用が70,000円。
もはや国内移動よりも安い。
このほど生コンポータルに正式に入社した鈴木さんは、
日本語、韓国語、英語を操る。
お子さんの手がようやく離れて来た今、
生コンポータルの事業に深く合流することになった。
パートの事務員さんとして生コンポータルには関わっていた。
しかしその仕事の処理能力と先見性は誰もが認めるところ。
バックオフィスを長く支えて来た鈴木さんの今後の大活躍を期待したい。
全自動はつり機の紹介
今日の昼過ぎに白石建設さん達も合流する。
どんな形で紹介するのがいいのかを探りたい。
日本には日本の。
そして韓国には韓国の生コン業のあり方がある。
敬意を持ってそのあり方に触れ、
押し付けではなく日本生まれの全自動はつり機を紹介したい。
まだ浅い知識だけれど韓国のはつり(ドラム内)はほとんど外注されているという。
専門業者がいて、
一人親方が主流の生コンドライバーはそこに発注する。
組み立て次第では見事にハマるのではないだろうか。
いずれにせよ、韓国固有の文化を趙さんとともに理解し、
糸口を掴みたい。
ドラム作業で苦しんでいるのは日本も韓国もきっと同じだ。
MAPEI東京オフィスは韓国のブランチ
一方は日本国内の市場に関する議論。
2020東京オリンピックを控え拡大する日本市場。
世界一の建築系接着剤メーカーMAPEIは韓国市場で存在感を示している。
韓国と日本は先述の通り国境がバカらしくなるほど近い。
日本の市場をいかにして開拓して行くか。
8年以上、MAPEIとの共同を継続して来た生コンポータルになにができるのかを探る。
あくまでも生コンポータルは生コン工場。
自らの弱みと強みをきちんと認識しておかねばならない。
GNNなどのネットワークを通じて今や多くの情報を手にするようになった。
そしてそれらの目的は生コン工場(自分たち)が主体性を持って活躍できるフィールドを創造するため。
大手企業の真似事をするためではない。
今回の訪韓でも忘れないように心がけたい。
僕たちは中小企業としてそのあり方に誇りを持ってほかの全てと向き合っていきたい。
中小企業ができることは偉大だ。
その自由な不定形の有機体は連携次第でなんだってできる。
その信念を忘れず、この度の韓国も思い切り楽しんでいきたい。
韓国でも広げたい。
生コンでいいこと。
宮本充也