2018/10/15
「【毛受建材】子供たちと生コン車の綱引き対決?!」
2018/10/14日曜日。普通なら静かな生コン工場のの敷地内には子供達の矯正や大人たちの冗談とたくさんの笑い声、笑顔にあふれていた。一体、生コン工場で何が起きているのか?
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日曜日の生コン工場で起きていたこと
生コン工場は一般にどんなイメージだろうか。
建設従事者にとっても決して開放的なイメージはないはずだ。
製造業。
無骨な事業所?
みんな無表情?
固い商売。
愛知県豊明市にある老舗生コン建材店毛受建材での出来事。
※子供達とミキサー車が綱引き対決。4tの生コン車が子供達に引っ張られる。この後子供達全員に参加賞が授与される
※豊明名物三浦の焼きそばがうまい。
※焼きたてピザは手作り。焼きたて、ごちそうさまでした。
※後を絶たない地域のゲストにバラエティも量も豊富な食材が無料で振舞われる。
いつ始まったかわからない。戻ってきた時にはもうあった。
垣根なく、お互いに名前で呼びあうとてもいい雰囲気。
こんな生コン工場もあるんだ。
そんな素直な感想とともに、
その始まった経緯を毛受社長に尋ねてみた。
戻ってきた時にはもうあったそうで、始まりの経緯はわからないそうだ。
そのくらい、毎年、きまった時期、日曜日や土曜日に、
お客様やそのご家族とふれあう「毛受祭」は続いてきたそうだ。
開催1ヶ月半くらい前から、
建材店に立ち寄ったお客様や、
生コンの注文を電話でよせてくれた方、
現場を尋ねてなど、さまざまな手段でご招待するそうだ。
生コンを買ってる人、売ってる人同士の関係性。
きっとお互いそんなに遠くに住む間柄じゃないはず。
もしかしたら、知り合いの知り合いなんてことも。
お互いどれだけ相手のことを知っているだろう。
地域住民同士。
災害があれば、互いに力を合わせるべき間柄。
それが、生コンを買ってる人と売ってる人の関係性。
毛受建材では自然と休日の感謝祭が続いているという。
きっと、本当に感謝しているから、こうした取り組みは続くのだろう。
地域があるから存在している生コン工場。
そんな当たり前のことに感謝する姿勢。
そして、今日(月曜日)から1週間が始まる。
お互いを思いやれる。
くらい顔をしてたら、「どうしたの?」と声をかけられる。
冗談が通じる。
時には意見が合わずぎくしゃくする。
それでも、お互いに同じ地域を基礎に暮らす同士。
そんな関係性が作る、家の基礎や擁壁や土間コン。
関係性が形になっていく。
そんな形に秘められた関係性。
地域の土台を支える重要な材料を届ける生コン工場と、
そして、そこに住む人たちとの関係性のお手本をみた。
毛受祭、来年も再来年も。
これからもずっと参加したいと思った。
宮本充也