2019/01/06
「どうやって買ったらいいの?【生コン購入】」
今や素人を侮れない。DIYとネットが隆盛を極める現代、プロ顔負けの知識と技能を持つ素人はコンクリート工事だってやってしまう。だけど、ちょっと待った。「生コンてどうやって買ったらいいの?」。素人だけじゃない、プロだって度々困る、【生コン購入】。その方法を徹底解説。
https://www.nr-mix.co.jp/topics/fax.html
どうやって【生コン】買ったらいいの?
生コンクリート。あらゆる建設資材と比較してひときわ特徴的なこの製品。それは、「半製品」で「受注生産」という特徴。
ネット通販が隆盛を極める現代においても生コンクリートだけは「ワンクリックで購入」とはいかない。それは、なぜか?
(※2019年2月より透水性コンクリートはMonotaROでお買い求めいただけるようになります。もちろん、【生コン】もいずれECで購入できるように努力していく)
日本全国に3,000と言われる生コン工場から出荷される【生コン】。実は非常に特殊な流通形態をとっている。全国200と言われる協同組合は実質、【カルテル】が公に認められていて、なおかつ、【1時間半以内に荷下ろし】という鉄則に従う義務がある。
施工そのものの取り扱いはそれほど大変ではない。
無論、半製品。
出来合いのものが届いてマニュアル通りに設置、ぽん。
そんなに簡単ではない。
ただ、当今の素人は侮れない。
あらゆる人脈やITを駆使して施工方法を学んでいる。
「素人さんには無理ですよ」
そんな時代はとうの昔に終わっている。
ただ、生コンだけに言える特殊性。
「買い方がわからない」
これは、プロだったとしても同様の悩みに苦しんでいることが多い。
それは、超特殊な流通形態。
おそらく、あらゆる建設資材の中でもひときわ特殊な流通。
・カルテル
・1時間半ルール
この2つの側面が生コンクリートの流通を非常に閉鎖的なものにしている。
試しにググった近場の生コン工場に、
「何月何日〜〜m3生コン持ってきてください」
と電話で依頼してみよう。
断られること必至だ(一部生コン工場を除く)。
ITと連携の時代が買えた生コンの流通。
GNN元気な生コンネットワークを始め、現代では閉鎖的とされていた生コン工場も地域や垣根(組合)を超えて連携している。
ECサイトだけじゃない。大手カード会社アメックスも生コンポータルからカードで生コン購入とサービスを開始した。
生コンポータルなら、【全国どこでも最低ロット】から【生コン】が買える。
まずは、決済方法の登録。
・カード登録(締め後最大50日)
https://www.nr-mix.co.jp/topics/fax.html
・現金振り込み(前金をお願いしています)
のいずれかを選択。
あとは、生コンポータルに注文。
最寄りの生コン工場の連絡先と単価が知らされる。
あとは、直接工場と詳細を詰めれば生コンが届く。
ITがなかった頃。
情報の流動性はきわめて低い。
特に、カルテル、1時間半ルールという制約がある生コンに関してはその特徴は顕著だ。
ITのおかげで2011年頃から生成が始まった生コン工場ネットワーク。
2019年。
いよいよ、全国どこでも生コンポータル(WEBサイト)で生コンが購入できるようになった。
さらに、ECサイトで生コン購入を目指して。
生コンポータルの「生コンでいいこと」は、
とっても手軽に買える生コンという現実を作ること。
生コンでいいこと。
宮本充也